雨が多く各地で災害も多かった7月が過ぎ、8月に入って真夏日も増え始めましたが、みなさん暑さでぐったりしていませんか? 強い紫外線、流れる汗、一歩屋内に入れば一瞬は気持ちいいものの冷えすぎた空気、エアコン無しでは寝つきも悪く、かといってそのままでは身体がだるくなる…夏は身体にとっても、そしてもちろん肌にとっても過酷な条件がいっぱいです。
ツヤ・ハリのある美肌のために欠かせない食生活ですが、暑さのあまりつい冷たいものを取りすぎて胃腸が冷えてしまうと、新陳代謝が鈍る原因にもなります。夏の美肌のためにも、積極的に摂りたいのが夏野菜。今回は
野菜・フルーツレシピガイドの江戸野陽子さんと一緒に、夏バテ解消&美肌キープのためにおすすめの栄養・食べ物についてです。
美肌&夏バテ対策のために
摂っておきたい栄養素
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| いつも元気な動物園のアイドルも暑さでぐったり… |
夏が旬の野菜には、強い日差しに負けない肌づくりに必要な成分が豊富に含まれています。夏の紫外線や暑さから逃げられない植物たちはだからこそ、それに対処する自然の力を身につけているのです。私たちも自然の一部ですから、そんな植物の力をいただくことで自分の力に換えることができます。肌の夏バテ対策のためにも、夏だからこそ押さえておきたい栄養素を上手に摂りいれたいですね。江戸野さんからのワンポイントと合わせてご紹介します。
◆肌の抵抗力を高めてなめらかな素肌を導く
・ビタミンA
肌やのど、消化管などの粘膜を健康に保って免疫を高めるビタミンA。ビタミンAになる前の「ベータカロテン」には、活性酸素を抑える
抗酸化作用があります。
・ビタミンE
粘膜を保護して、血行も高めてくれるビタミンEは、唇や肌のカサカサに効果てきめん。紫外線を浴びて酸化してしまった肌の回復に欠かせないビタミンのひとつでもあるので積極的に摂りたいです。
江戸野さんからのワンポイント
「脂溶性ビタミンのビタミンA・Eは、油で料理すると吸収率がアップします。炒め物、揚げ物、オイルを使ったドレッシングで生食がおすすめです。」
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| 見ているだけで元気になれそうな彩り鮮やかな夏野菜は栄養の宝庫 |
◆強い紫外線による夏の酸化から肌と身体を守る
・ビタミンC
ビタミンCといえば美白、もしくは美白といえばビタミンC、とほとんど記号的になっているビタミン。シミ対策にはもちろんですが、
コラーゲン合成にも欠かせない成分。肌だけでなく骨や血管を強化する働きもある、“全身老化対策ビタミン”といえるかもしれません。ビタミンCは身体の中にストックしておくことができず、そのとき必要な分以上は尿として排出されてしまいます。だから毎日コンスタントに摂り続けることが大事です。
・リコピン
ここ数年注目の、トマトの赤い成分リコピン。何だかキュートな名前ですよね。抗酸化に優れた効果を発揮しますが、肌に嬉しいのは、チロシンをメラニン(シミ)に変える酵素「チロシナーゼ」のはたらきを抑えてくれるところ。ちなみに、1日の理想摂取量は15mg。大きめのトマト2個分…と聞くと若干躊躇しますが、トマトジュースだと小さいペットボトルで1本分だそうです。冷蔵庫に常備して、朝食時に飲む習慣にしてもいいかもしれませんね。
◆代謝を高めて夏バテを防ぐ
・カリウム
ごくごく普通に野菜も含めて、食事を摂っていればそうそう不足しないといわれるカリウムの弱点は汗で流れ出てしまうということ。野菜不足を実感している人や汗をたくさんかく人は、積極的に摂ることをおすすめします。筋肉の動きをスムーズにするカリウムには、余分な塩分や水分を排出する作用もありますので、
むくみやすいという人もぜひ。
・ビタミンB1
糖質をエネルギーに変えるときに必要なビタミン。ご飯が主食の私たちには、重要なビタミンです。太るからご飯を食べない…という間違ったダイエットも、もしかするとエネルギーに変えて燃焼させるためのビタミンB1不足からくる勘違いかもしれませんね。ビタミンB1をしっかり摂る事で、身体のだるさや疲労回復にも効果的ですし、角質肥厚(肌が固い、ごわごわする、全体的にぼんやりくすむ)になりやすい人や、リンパの流れが滞りやすい人はぜひ意識して摂ってほしいビタミンです。
江戸野さんからのワンポイント
「ビタミンB1・C、カリウムの水溶性ビタミンは、調理や保存方法で損失されてしまうので、新鮮なものなら生でそのままがおすすめ! また、洗いすぎない・加熱しすぎないなどの考慮も必要です。ちなみに直射日光の下で保存すると、ビタミンが損失されます。水溶性ビタミンを効率よく摂るなら、丸ごと食べられる調理法がおすすめ。生のサラダか、煮汁ごと食べられるスープをどうぞ。」
江戸野さん考案の夏野菜レシピを紹介!