提供:再春館製薬所

肌のお手入れの基本

更新日:2009年07月31日

よくわかるコラーゲンの基礎知識

ここ十年程で認知度が上がったコラーゲン。化粧品でも食品でも、コラーゲンと見ると「何か良さそう」と感じる人は多いでしょう。でも、「コラーゲンって何? 」と聞かれたとき、きちんと答えられますか?

シワやたるみ対策には、やっぱりコラーゲン。化粧品でも食品でも、「コラーゲン」という文字を見ると、つい手に取ってしまう。「何か良さそう」と感じる人は多いでしょう。そのくらい、ここ十年程で認知度が上昇しているコラーゲン。でも、「コラーゲンって、何? どういうもの? 」と改めて聞かれて、きちんと答えられる人はまだ少ないのではないでしょうか。そこで今回は、肌のハリとみずみずしさを担う大事な「コラーゲン」について。

コラーゲンの基礎知識


思わず触れたくなるコラーゲンいっぱいの赤ちゃん肌
人はほぼ水でできている、なんて言い方をしますが、実際に子供の場合で約70%、成人だと個人差・男女差もありますが、それでも55%~60%は水分。その残りの40%の大半がタンパク質で、その3分の1がなんとコラーゲン。コラーゲンは臓器を支えたり、細胞同士をつないだり、また筋肉と骨を結ぶ腱などの殆どはコラーゲンでできています。私たちの身体を維持していくために、非常に重要なたんぱく質といえます。体中のコラーゲンの10~20%は骨に、7~8%は血管に存在し、そして最も多く含まれているのが肌で、その量は約40%にもなります。

特に、肌の土台である真皮の約70%はコラーゲンでできています。肌のハリや弾力は、見えない真皮で頑張っているコラーゲンが支えていると言っても過言ではありません。ここで、肌の真皮層を覗いてみましょう。

 


私たちが日常「コラーゲン」と呼んでいるもの。詳しくは、「コラーゲン線維」「膠原(こうげん)線維」といいます(※記事内では、「コラーゲン」で統一)。鎖のように連なったアミノ酸が、3本束になって螺旋状にからまった線維組織です。真皮の大半を占めているコラーゲンは、ちょうどベッドのスプリングのようなもの。そして、このコラーゲンを随所で留めているのがエラスチン。さらに張り巡らされたコラーゲンの隙間を、ヒアルロン酸が埋めています。これで“水分を蓄えた弾力のある真皮”のできあがり。

表皮角層が新陳代謝によって日々生まれ変わり、垢として排出されていくのと同様に、コラーゲンも新しいものが作られ、古いものは分解されていきます。新しいコラーゲンを作っている『コラーゲン工場』が“線維芽(せんいが)細胞”、コラーゲンを分解しているのが“コラゲナーゼ”という酵素です。

コラーゲン製造工場=線維芽細胞の生産ラインは、残念ながら年々パワーダウンし、コラーゲンの生産量そのものが少なくなると同時に、その質も低下していきます。さらに、コラゲナーゼが異常にはたらき過ぎることで、必要なコラーゲンまで破壊され、ハリや弾力を失う結果にもなります。

また、年齢と共に現れるコラーゲンの変化・老化に老化架橋があります。もともとコラーゲンの線維組織は、互いに橋を架けあうように絡み合うことでスプリングのような弾力を生み出しています。が、老化に伴いこの本来の橋とは別に、次々と余分な橋を作るようになります。老化架橋が進むと、余分な橋によって水分の居場所が減り、コラーゲンの弾力性は奪われ、結果肌は柔らかさを失い、乾燥やシワと発展します。ちなみに血管で起こると血管壁が硬くなる動脈硬化の原因にもなります。怖いですね。

 


さて、少々難しい話になってしまいました…が、年々コラーゲンが作られにくくなっていくのを黙って見送るわけにはいきません。どうにか手を打ちたい。そのための毎日のお手入れです。

・コラーゲン工場(線維芽細胞)そのものを増やす
・コラーゲン工場(線維芽細胞)のはたらき(生産性)をアップする
・良質なコラーゲンをつくれるようにする
・いらなくなった分だけ適宜分解する

肌の深部まで送り届けるような気持ちで、お手入れするのも大事です。そして、もちろんその逆の行為、コラーゲン工場を破壊したり機能を悪化させるようなこと…クレンジングを十分しないとか、栄養補給しないとか、紫外線浴びっぱなし、等をしないことがまず第一歩ですね。


コラーゲンを守るための化粧品選びや食べ物
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この記事の担当ガイド

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長嶺 里美

再春館製薬所に勤務。美容アドバイザーの経験と本人の好奇心から学んだ知識で「いきいきと年齢を重ねる女性…

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