提供:再春館製薬所

肌に良い生活習慣

更新日:2009年02月13日

快眠ポイントを知って肌にもプラス

「あともうちょっと…」と、温かいお布団からなかなか出られない朝。しかし現実では、約7割の人が満足のいく睡眠をとれていないと思っているとか。今回は、眠りのプロと一緒に肌にも役立つ快眠ポイントについて。

「あともうちょっと…」と、ぬくぬくのお布団からいつまでも出たくない朝。もう朝か、仕事だなあ、と思っていたら実は休日だったときのハッピーな気分は、どなたも経験があるのではないでしょうか。そんな朝に関するこんな調査結果があります。「朝すっきり目覚められている」と答える人はわずか17%だそうです。(睡眠文化研究所「健康と睡眠に関する実態調査」2006より)約7割の人が、満足のいく睡眠をとることが難しいと思っているようです。今回は、セミオーダーの枕で定評のあるロフテー(株) 快眠スタジオで睡眠改善インストラクターをされている山尾 碧さんに登場いただき、肌にも役立つ快眠ポイントを紹介します。

いい眠りを導くための
理想的な寝室環境


寝室はよく眠るためのリラックス空間
前回の睡眠に関する記事でお話ししたように、日中に受けたダメージや疲れを修復してくれるのが睡眠。肌のためにはもちろん、心や身体を休ませるために欠かせないもの、というのは誰もが知っています。「寝るのが嫌い」という人も、あまりお見かけしませんね。なかなか取れなかった目の下のクマが、一晩ぐっすり眠っただけで一気に改善したり、夜更かししたら翌朝ぽつんと吹き出物ができたり…など、睡眠状態が肌に現れやすいこともみんな経験的に知ってます。

“美肌は寝ている間につくられる”とはよく聞くものの、好きなときに好きなだけ眠れる生活はあまりにも非現実的。限られた環境でも、理想的な睡眠をとりたい。そこで、山尾さんにプロの目から見た理想的な快眠ポイントをいくつか挙げていただきましょう。

山尾さん:「理想的な寝室の明るさは、豆電球くらいの明るさの10~40ルクス。身体に対して上から照明が当たっているよりも、ホテルの部屋にあるベッドライトのように足元を照らせる方がベストです。また、睡眠中に覚醒反応が起こされる騒音のレベルは、40~50デシベル以上といわれています。この音、具体的にどのくらいだと思いますか? 実は、壁のスイッチをカチッと押した音と同等というから、びっくりですよね。しかも、音楽などの連続的な音よりも、突発的な音の方が覚醒作用が高いといわれています。しかし、これらは、個人のお好みによって違いがあります。今、申し上げた内容はあくまでも学術的なことで、真っ暗でないと落ち着いて眠れない人が、快眠のために…と豆電球をつけて眠ろうとしてもストレスになるだけです。良質な睡眠にいいといわれているヒーリング音楽も、何だか落ち着かないというお客様も実際にいらっしゃいます。」

眠っているときは無防備です。心底リラックスできる時間にするためにも、自分が安心できる環境をいかに作れるか? がポイント。個人差があるゆえに、これが正解という方法がないにしても、日頃から「あまりよく眠れていない」と感じていたら、いろいろと試してみる価値はあると思います。試行錯誤する中で、今まで気付かなかったお気に入りの環境に出会えるかもしれない。今以上にもっと気持ちいい睡眠がとれるかもしれない、と思ったらちょっとわくわくしますね。

山尾さん:「そうですね。睡眠に影響する寝室の3大環境として、温湿度・音・光が挙げられますが、何もかも一気にやろうとしないこと。普段気になっていることから、できる範囲で取り入れてみる感覚でいいと思います。アロマに関しても同じです。香りは、一般的に子供のときに嗅いだ香りが安心しやすい傾向といわれていますが、民族・生き方・育った環境などで個人差が大きいものです。眠りのための補助的な要素として活用してみてください。」

(参考文献:「基礎講座 睡眠改善学」)


いい眠りを導くための
理想的な寝具


気持ちいい寝具に包まれることが眠りを誘う
快眠への第一歩は、『朝までぐっすり眠れる』。寒いとか暑いといった温度だけでなく、肌に触れるものも重要です。せっかくの睡眠を妨げないためにも、パジャマや寝具にも気を配りたいということは、これまでもお話してきました。具体的にどんな寝具がおすすめなのでしょう? 山尾さんに聞いてみましょう。

山尾さん:「私たちは、20~30回の寝返りをしています。この寝返りが、快眠のためには大事で、敷き布団やベッドは、どんなに寝返りをうっても身体に負担のかからない適度な硬さのものを選びましょう。掛け布団は、寝返りをしても肩が飛び出ない適度な軽さと柔軟性をもったもので、身体全体をすっぽり包み込んでくれるようなものがおすすめです。寝ている間は肩から冷えやすく、この時期は寒さで起きてしまうことも多いものです。布団と身体の隙間が、できるだけ空かないような寝具を選んでください。パジャマは、ゆったりとしたもので、柔らかく汗の吸収性に優れているものが適しています。」

“適度な硬さ”はなんとなく知っていた感じがしますが、“適度な軽さ”は目からウロコでした。重ためのお布団の方がくるまれてる感があっていいな、と思っていましたが、確かに寝返りの邪魔になる。納得です。そして、肌のことを考えたら、肌に直接触れるシーツや枕カバーは清潔にしておきたいところです。アゴや鼻先くらいまで、お布団や毛布をすっぽりかぶって眠りにつくのも寒い季節ならではですが、掛け布団カバーを毎日洗うとなったらちょっと大変。気軽に洗濯できるように、顔に当たる部分を大きめで肌触りのよいタオルでくるんでおけば、そのタオルを日替わりにするだけで済みます。これからは、花粉も舞うシーズンで、なかなかお布団を干せない状況になります。こんなときこそ、布団乾燥機の出番です。まるでお日様に当てたように、ふかふかになって気持ちいいですよね。


いよいよ、快眠のための枕選びについて
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この記事の担当ガイド

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長嶺 里美

再春館製薬所に勤務。美容アドバイザーの経験と本人の好奇心から学んだ知識で「いきいきと年齢を重ねる女性…

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