イー・マーキュリー代表 笠原 健治氏 |
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ブログとともに、今、インターネットの世界で、もっとも注目を集めているコミュニケーションの仕組みである「ソーシャル・ネットワーキング サービス(SNS)」。その中でも注目を集めているのが
「mixi(ミクシィ)」です。
2005年8月にユーザー数が100万人を越え、10月末には165万人を突破、現在も多い日では一日に1万人以上も増加中です。この「mixi」と求人情報サイトの
「Find Job !」を展開しているのが株式会社イー・マーキュリーです。今回は、イー・マーキュリーの笠原社長にSNSの魅力とビジネスとしての可能性についてお伺いしました。
プロフィール
笠原 健治 [カサハラ ケンジ]1975年12月生まれ。東京大学経済学部経営学科卒業。アメリカでのネットビジネスの興隆に触発されて在学中の97年11月に「Find Job !」を開始。99年6月に法人化。代表取締役に就任。
経営戦略ゼミがインターネットビジネスとの出会い
ガイド:笠原社長の起業の経緯からお聞かせください。
笠原:大学で経営戦略ゼミに所属していました。そこで、おもにIT業界の事例についてのケーススタディを行っていたのですが、当時は
・マイクロソフトVSアップル
・インテルVS AMD
・インターネットエクスプローラVSネットスケープ
という現在のIT業界の基準を形成するものすごい競争のまっただ中で、さらに
amazonと
Yahoo!が、急成長していた時期でした。これらの事例を検証してゆくうちに、これからはインターネット・ビジネスだという確信に近い気持ちを感じました。
ガイド:在学中の1997年に現在の事業の中心的存在でもある「Find Job !」をスタートさせていますね。求人情報サイトに着目したのはなぜですか?
笠原:ITの特性は3つあると思います。それは、
(1)大量の情報を処理できること
(2)検索・絞り込みが容易なこと
(3)(書籍とくらべ)物流のコストがかからないこと
ということだと思います。この3つの特性を生かすサービスを考えたときに求人情報サイトというアイディアが浮かびました。
ガイド:ITの優れているポイントを抽出してそれを活用できるサービスが求人情報サイトだった、ということですね。大量の情報を処理ということは、ここでは更新も含まれるわけですね。
笠原:そうです。たとえば求人雑誌では情報がすぐに古くなってしまいます。求人雑誌をみて問い合わせの電話をしたら、すでに募集は終了していた、という経験をお持ちの方も多いと思います。しかし、ITを活用すればインターネット上で常に情報を更新できるので、ユーザーは常に新しいな情報を受け取ることができますし、広告主は無駄な費用や時間を求人にかけないですみます。また、雑誌と違い、紙のコストもかかりませんので、トータル的に費用対効果的に優れたメディアになると考えました。