堀江社長が近鉄買収・新規球団参入を試みた訳は?
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| 売名行為ではない!球団買収の“真の目的”とは?! |
前のページで説明したように、ライブドアの堀江社長の買収コンセプトは、以下の通りです。これは、事業拡大戦略を始めた当初から全く変わっていません。
(1)買収したコンテンツに集客して様々なサービスを展開し、ユーザーアカウントを大量に保有。(2)買収した企業にITを導入して価値を上げ、売却もしくは株式公開する。近鉄の買収に関しましては、まず、当時近鉄が
赤字球団であったことから、堀江社長の目に留まったのだと考えられます。
球団名の債権化等、再建にむけていろいろと手をつくしていたようですが、成果は上がらず、結果的に売却先を探すことになりました。 ライブドアはそこに名乗りをあげましたが、既存球団オーナー達の反発を受け、結局結実しませんでした。
堀江社長が本当にやりたかったこと
堀江社長のやりたかったことの1つは、
球団を手に入れることで、球場に足を運んでくれる方々に、例えばライブドアID をとってもらう、ということです。
これは、
(1)買収したコンテンツに集客して様々なサービスを展開し、ユーザーアカウントを大量に保有 というのを果たすためです。
もし近鉄買収が実現していたら、何十万人という方のアカウントを取り、野球を観にきたお客さんにメールやはがきでいろいろな告知ができることになります。
さらに、コンテンツとしても魅力的なわけで、インターネットを通じて
試合中継をストリーミングで放送したり、ポータルサイト上に
随時途中結果を更新していったりと、
インターネットと融合することで色々な可能性が広がるわけです。
このようにITと融合させることにより、結果的に、
(2)買収した企業にITを導入して価値を上げ、売却もしくは株式公開する というストーリーも見えてきます。
上記については、野球ファンの立場からすれば「プロ野球に対して愛着がなく、単なるビジネスツールとして球団を活用しようとしている」という批判もあって当然だと思います。
しかし、堀江社長が売名行為として、または「カネさえあれば何でもいい」という気持ちで球団買収を試みたのではないことは確かだと思います。
今後は堀江社長の“真の狙い”を理解した上で、堀江社長の言動をみてください。「人を集めてビジネスに繋げる」「安く買って高く育てる」という、堀江社長の一貫した
ビジネスロジックが見えてくると思います。
来月は、現在マスコミを騒がしている、
フジテレビ株買収問題についてウォッチしたいと思います。お楽しみに!
<IT業界の基礎知識シリーズ>■IT業界の基礎知識 (1)
IT業界とは何か?■IT業界の基礎知識 (2)
インターネット業界とは?■IT業界の基礎知識 (3)
パソコン・ハードウェア業界とは?■IT業界の基礎知識 (4)
ソフトウェア業界とは?■IT業界の基礎知識 (5)
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