ということは、売りたい商品が高いほど大きな親切ができるようになるわけです。
大きな買い物といえば、家があります。
住宅建築のホームページでは、返報性の仕組みを取り入れ、住宅販売に結び付けているのです。
例えば、一級建築士が物件探しのメール相談に応じてくれるというサービスを無料会員に提供している企業があります。
販売地域が限定されているところでは、メールよりも実際に事務所に足を運んでもらい、対面にて相談に応じたほうが成約率が高くなるでしょう。メールでのアドバイスは、ありがたみが薄くなりがち、よって返報性の働きも悪くなります。
また、ネットではありませんが、私がちらしでみかけたものにこんなものもありました。ちらしの裏側の白い部分に四角い枠があります。この中に、住宅建築希望者の敷地の略図を記入してもらいます。それを送ると、一級建築士が応募アンケートに回答されている家族や生活にマッチした設計プランを無料でプレゼントしてくれるというキャンペーンです。
初期接触で、一級建築士がもつ知的リソースを見込み客に提供する。こうすることで、設計内容が応募者の感動を呼び起こすものであれば、「こんな家が欲しい」とい希望をもたらします。何度かの接触のあいだに信頼感をも与えます。
そして返報性のルールが伴って、相手に高額な買い物をしてもらうためのステップをスムーズに上ってもらえるわけです。
設計プランのような個別のカスタムメイドのサービスであれば、手間はかかりますが成約率は高いといえるでしょう。家のような金額的に大きな買い物であれば、かけた労力にみあうリターンが得られるわけです。
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