文章:克元亮(All About「IT関連の資格」旧ガイド)
今回は、初級シスアドを受験する方々のために、苦手という方が多い計算問題の公式をいくつかとりあげます。理解してしまえば、これほど簡単な問題はありませんから、確実に得点に結びつけたいものです。
ビデオRAMの容量計算

ビデオRAMは、
CPUとメモリを徹底解剖!で解説したRAMのうち、画面に表示するために利用するものをいいます。試験問題では、色数と容量の関係が出題されがちです。
これは、
ハードディスクと容量の単位で解説した容量計算をベースに、次のように考えればよいでしょう。
例えば”白”と”黒”の2色を表現する場合、”1”か”0”で区別すればよいですから、1ビットで容量は足ります。次に4色だったら、”00”、”01”、”10”、”11”の2ビットで色を区別して表現できます。つまり、色数を表現するのに必要なビット数を求めるには、色数を2のn乗で表現すればよいのです。
この色は、画面の1ドットに対して表示されるものですから、画面のドット数に応じて、色の表現に必要な容量を増やさなくてはなりません。図にあるように、この色情報を、解像度(画面に表示する画素数)分だけ格納する必要があるわけで、1ドットでの色表示に必要な容量×ドット数 となりますね。
では、皆さんが見ているディスプレイとして最もよく使われている、横1024×縦768ドットの解像度で256色の場合、必要なビデオRAMの容量がどうなるかを計算してみましょう。
256色ですから、256は2の8乗でn=8、つまり、1ドットあたり、8ビットが必要になりますね。画面のドット数は、1024×768ドット。これに1ドットあたり256色を表現するために必要な8ビットを掛け算すれば、画面全体で256色を表現する場合の必要容量が求められます。
1024×768×8=6291456 ビット
但し、バイトで答えるように出題されることが多いです。1バイト=8ビットですから、これを8で割るのをお忘れなく。単位変換するのを忘れてしまうと非常にもったいないです。
6291456 ビット÷8=786432 バイト
公式は次のとおりです。
ビデオRAMの容量計算(バイト)=
(縦のドット数 × 横のドット数)× 1ドットあたりに色数を表現するために必要なビット数 ÷ 8画面をイメージしながら解けば、やさしいと思います。重要なのは、無理やり公式を覚えようとしないことです。
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