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ノートパソコン関連情報
更新日:2008年01月20日
MacBook Airは4mmからの薄さを実現しているが、他の製品に比較しどれだけ薄いのか。そもそも買いなのか。

MacBook Airは最薄部が4mmということで、一般メディアでも「4mmのノートパソコン登場」という紹介となっていたようだ。
この4mmというのは、最近のノートパソコンで良くある表現の、最も薄い部分が4mmであり、厚い部分は19.4mmとなる。
平均厚は測定していないが、おそらく15mm前後になるのではと思う。

この画像を見てわかるとおり、4mmの部分は本当に筐体の端で、キーボードなどがある部分はもっと厚い。宣伝を間違えると公正取引委員会から警告が出かねないが、現行のノートパソコンで、最も薄いと表現しても間違いでは無い。
薄型のノートパソコンの歴史をさかのぼると、発表当時衝撃的だったのが、1995年に発表された今は回り回ってHPとなっているDECのDigital HiNote Ultra (PDFカタログ)。これは、モノクロ液晶ながら25.5mmという厚みを実現していた。当時はモノクロからカラー液晶への切り替わり時期で、厚みも40mm程度が一般的だった時代であり、モノクロながら、非常に薄いと言うことで人気だった製品だ。
その後、1997年には三菱電機のPedionが登場する、MacBook Airより薄いおそらくいまだに破られていない18mmという記録を実現している。
この2機種はどれも価格が高かったということもあり、爆発的に売れたわけではないが、ノートパソコンの歴史に残る製品となっている。
その後、2000年頃になると最薄部と、最厚部という表現が登場し、2004年にソニーからVAIO type 505 EXTREMEが登場、これは最薄部で9.7mm。他にも、シャープのMebius MURAMASAなど薄型の製品はいくつかあった。
最近では、2007年に東芝のdynabook SS RX1が登場し、12.1型ワイド液晶で768gの重量を実現。2007年末には富士通が12.1型ワイド液晶を採用し設置面積が最小の274/280×207mmを実現したFMV-BIBLO LOOX Rが登場している。
| 製品名 | 液晶サイズ | 寸法 | 重量 |
| DEC Digital HiNote Ultra 433 | 9.5型 4:3 | 280×216×25.5mm | 1.8kg |
| 三菱電機 Pedion | 12.1型 4:3 | 297×218×18mm | 1.45kg |
| Sony VAIO type 505 EXTREME | 10.4型 4:3 | 259×208×9.7/21mm | 0.78kg |
| Sony VAIO type 505 T(TZ91など) | 11.1型 16:9 | 277×198.4×22.5/29.8mmなど | 0.97kgから |
| 東芝 dynabook SS RX1 | 12.1型 16:10 | 283×215.8×19.5/25.5mm | 0.768kgから |
| DELL XPS M1330 | 13.3型 16:10 | 318×238×22.1/33.8mmなど | 1.8kgから |
| アップル MacBook Air | 13.3型 16:10 | 325×227×4/19.4mm | 1.36kg |
MacBook Airは、13.3型ワイド液晶を採用しているので小型ではないことはわかっても、過去や現役の一般的なサイズのノートパソコンと比較すると、厚さは現行機種最高だが、それ以外は異なる。
他の製品はB5ノートなどとしているが、アップルではMacBook Airを、ユーザビリティを犠牲にした、小さすぎるB5ノートやサブノートと位置づけていない。あくまでも軽量で持ち運びも便利ながら、性能は妥協していない新しいジャンルの製品という位置づけだ。
同じような位置づけのWindows製品なら、14.1型液晶を採用し1.51kgのLet'snote Y7もあるが、デザインという面でも妥協がないのがMacBook Airのポイントとなる。
また、Pedionはキーボードのタッチ感が悪いなど、使い勝手を犠牲にしていたが、MacBook AirではキーボードもMacBookと同等で、通常使うための使い勝手とスペックは妥協していない。インターフェースはいくつか割り切っているが、今後を考えると必要のない物を無くしただけで、まさにAirという名の通りのスペックであるとも言える。
薄い部分を作るために、わざと大きくしたという意見もあるが、同サイズの液晶を採用したDELL XPS M1330のサイズと比較してみても、その意見は的外れであることがわかるだろう。
おそらく、ソニーのVAIO type Uや富士通のFMV-BIBLO LOOX Uのような小型になることでの使い勝手が低下は、アップルのMacBookシリーズとしては避けたいのだろう。
小型という事なら、iPod touchでメールもWebブラウズも出来るし、カレンダーなども使えポケットにも入るくらい小型軽量だ。iPhoneなら無線LAN以外の通信機能にも使える。
将来はわからないが、現時点では小型の物を求める人には、iPod touchやiPhoneを選べばいいと言うスタンスと理解も出来る。
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