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更新日:2007年12月12日
試用記その3はバッテリ駆動時間です。カタログ値で11時間ですが、BIOSなども含めた設定変更で実際にどのくらい駆動するでしょうか。
一般的にWindows Vistaでバッテリ駆動時間を延ばすためには、液晶の明るさを変更し、CPUの動作周波数を下げ、不要なデバイスへの電源供給を止める、HDDを停止するのが一般的だ。この中でも特に効果があるのは、液晶の明るさや動作周波数の変更と、不要なデバイスへの電源供給の停止だ。
Windows XPまでは東芝独自ツールで細かな設定が出来たが、Windows VistaではOSにその機能があるためか、東芝独自ツールによる設定は出来ない。Windows Vistaで動作する東芝HWセットアップソフトではBIOSで行う設定の一部を変更可能だが、省電力関係の設定は出来ないようになっている。
Windows Vistaで設定するためには、コントロールパネルの電源オプションにある詳細な電源設定の変更で行うことになるが、「省電力」を選べばある程度の駆動時間延長は可能だ。これ以上調整したい場合にのみ、細かな設定を行うと良いだろう。
ここで出来ない詳細な設定はBIOS設定で変更する必要がある。
PC2-5300(667MHz)のメモリが搭載されているが、PC2-4200(533MHz)で動作しており、これをさらにPC2-3200(400MHz)モードに設定することが出来る。Core 2 Duoのデュアルコアをシングルコアにする事も可能だ。
他には液晶関連の低消費電力技術も利用可能で、dynabook SS RX1で採用されているLEDバックライト以外にD2PO技術も利用できる。この機能を使うとインターレースで表示するため、静止画なら全く問題ないが、動画やマウスカーソル、画面をスクロールさせる際にインターレースのしましまが視認できる。液晶自体の消費電力は最大で3割ほど下がるようだが、BIOS設定で変更する必要があり、動画など、動きの多いソフトを使う方にはあまりおすすめできない。

省電力関連の設定画面、メモリ設定はPerformance/Battery Life Settingで行う。
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| CPU-Zでのメモリクロック表示。 | |
シングルコアの設定など、さまざまなパターンを試したが、結論から言えば、デュアルコアで、メモリの設定をPC2-3200(400MHz)に、自分の許せる限り液晶画面を暗くするといった平均的な省電力設定で6から7時間程度は利用可能であり、それ以上の設定はパフォーマンス面などから考え、あまり意味が無さそうだ。
例えば、シングルコアにした場合、逆にCPU稼働率が高くなり、デュアルコアと大差ない駆動時間になった。駆動時間自体大差なく、パフォーマンスは明らかに低下するので、デュアルコアの設定が無難だろう。それ以外の細かい設定もWindows Vistaの標準的な設定で十分であり、1秒でも伸ばしたい方以外は細かな設定をする必要はなさそうだ。
とりあえずの結論
BIOSでメモリ設定を変更し、多少バックライトの明るさなどを調整するだけで、ほぼ限界の6から7時間程度駆動する。
これ以上のバッテリ駆動時間が欲しい場合はバッテリを複数個使うのがよいだろう。
おまけ
各社オプションバッテリ(5800mAh品)価格情報
FMV-BIBLO LOOX T用 12560円
dynabook SS RX1用 21400円
Let'snote W7/T7用 26250円
VAIO type T用 27000円
VAIO type G用 27300円
2007年12月中旬 ヨドバシ・ドット・コム調べ
dynabook SS RX1の半透過液晶を試す
dynabook SS RX1のバッテリ駆動時間
東芝 dynabook SS RX1 試用記 その2
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[上倉 賢]
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