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更新日:2007年12月04日
NECがノートパソコンでもPDAでもない新コンセプトとなる新ブランドLuiを発表した。家庭用シンクライアントのリモートデスクトップ風の製品で何が出来るのか。

NECはPCによる新しいデジタルライフの提案として、新ブランドの「Lui(ルイ)」を発表した。
LuiはLife with Ubiquitous Integrated solutionsの略。ネットワークを活用したPC利用方法の新コンセプトで、今回はNECの展示会であるC&Cユーザーフォーラム&iEXPO2007(2007年12月5日から7日まで開催)に合わせたソリューションの発表だ。
Luiは、サーバーとなるデスクトップPCの「ホームサーバーPC」と、そのクライアントとなる「PCリモーター」で構成される。
今回発表されたのは、複数のデジタルチューナーを搭載したホームサーバーPCとノートパソコンやPDA風のPCリモーターだが、あくまでも初期製品の開発中モデルで、実際の製品が登場するのは2008年前半となる。
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携帯電話は手軽なネット端末として普及しているが、性能が限られているため、フルブラウザであったとしても完全なサイト表示は難しく、動画なども専用に作成しなければ再生できない。
ノートパソコンなら問題ないが、そこそこ重く、データの同期などが面倒で、価格もそれなりに高い。
それらの問題を解決する可能性を秘めているのが、NECのLuiとなる。
Luiの場合、自宅に設置したサーバーとなるPCにPCリモーターで接続し、いつでもどこでも自宅のPCを使用できるようにする事をコンセプトとしている。
ネットワークを使って、2つの動画を再生するようなことは特に珍しくないが、Luiの場合、ハイビジョンの動画を2系統再生はもちろん、PCの画面自体を音を含めリモートで使用できる。
通常のリモートデスクトップなどとは異なり、特別なハードウェアを使用しているため動画にも問題なく対応できる。メディアサーバーを比較的お手軽に構築できるOrbなどもあるが、この場合、対応したメディアをストリーミングなどで転送するだけ。Luiの場合、音声を含めたPCの画面をそのまま転送するため、PCで出来ることはどんなクライアントでも対応可能だ。
2007年のCEATECでもデモされていたが、データ圧縮・伸張技術を使ったリモートスクリーンテクノロジなどが使われている。独自LSI等も使用されており、Luiのクライアントを通常のPCで対応するのは簡単ではない。
ソフトウェアエミュレーションなどでも可能というが、当面は専用ハードを搭載したホームサーバーPCとPCリモーターでしかこの技術は利用できないようだ。NECの独自技術が多用されており、他社が同じコンセプトの製品を出そうと思っても、それぞれ独自規格となり相互接続性は良くないことが予想されるが、このようなコンセプトの製品が普及した場合は規格化なども必須となるだろう。
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