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ノートパソコン関連情報
更新日:2007年02月14日
2007年は航空機へのメタノール持込が解禁になり、燃料電池パソコンが登場すると言われていた年だ。しかし2月になってもそれらしい動きは見られない。そこで、東芝に現状を聞いてきた。
価格はいくらくらいになるのでしょうか? 個人的には、パソコンが20万としたら、燃料電池分で10万円くらいの30万円程度。カートリッジは高くても1,000円程度だと購買意欲もそそるのですが。
いろいろな方に価格について聞くと、そのくらいの価格を言う方が多いようです。しかし、市場規模がはっきりしない現段階で具体的な価格を言うのは難しいと思います。
もちろん、普及に伴い発売当初の価格は下がるのではないかと思っています。
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| 東芝PC開発センター 燃料電池開発担当の有村氏 |
燃料電池ではどの程度の駆動時間が実現できますか?
ノートパソコンを持ち運んで使用している方の中には、パソコン本体に加え、予備の拡張バッテリなども持ち歩いている方も多いと思います。そのくらいのサイズで、同程度のサイズのリチウムイオン電池の倍以上の駆動時間を実現したいと考えています。
メタノールは可燃性ですが、安全対策についてはいかがでしょうか?
もちろん、安全対策については最重要課題と考えています。
メタノールは可燃性液体ですので安全性に関しては十分配慮した設計をしています。安全性の基本はIECで審議中の規格に準拠して確保して行きます。IECでの規格化には業界関係者が多く参加しており、たとえば高いところから落とすといった日常生活で遭遇しうる誤使用を想定して安全性を確保するよう規定されています。
また、この他にも燃料電池本体に複数の安全対策を組み込む等、安心して使える製品になるよう十分気をつかっています。
ありがとうございました。
パソコンに限らず新しい技術は、開発した技術者の想定外のところで使われる事も多い。
電気の届いていないところで使いたい方、カートリッジの交換だけで永遠に駆動できることを求めているようなヘビーユーザーが、燃料電池パソコンの想定用途だ。
燃料電池がこれらの用途以外で使われるかどうかはまだわからないが、新技術は世の中に出なければその真価を発揮出来ないのは当然のこと。
最近は1kg前後で長時間駆動する製品も普及し、ノートパソコンを出先で使う人も増えている。これらのユーザー全員が燃料電池を必要としているわけではないだろうが、燃料電池パソコンが発売されれば、パソコン以外も含め、今まで想定していなかった用途でも使われるようになるのだろう。
燃料電池自体、使い終わったカートリッジはどうするのかなど課題も多い。
パソコンの性能は向上しているが、最近は新しい利用方法の提案も少なく、マンネリ化した使い方ばかりで面白味に欠けている。
Windows Vistaで新体験が期待できるように、燃料電池のような新技術でもパソコンの新しい使い方が見つかり、パソコン市場が活性化すると、パソコン自体もより進化するだろう。
いつどんな製品が初めに登場するか興味深いところだが、燃料電池自体は開発の余地が多いため、数年後のより進化した製品の登場も楽しみだ。
[上倉 賢]
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