デジタル一眼カメラレビュー

更新日:2009年08月31日

ユニークなエントリーモデル? ニコン D5000レビュー

ニコンのD5000はエントリークラスとされているが、やや風変わりな製品だ。非常に面白い機種が出てきたと言える。

エントリークラス? ミドルクラス? ニコン D5000レビュー

ニコンのD5000はエントリークラスとされているが、やや風変わりな製品だ。スペック的にはエントリークラスというよりも、ミドルクラスのそれに近い。そして、サイズもほぼミドルクラスのそれだ。
D5000 レンズキット

D5000 レンズキット


エントリークラスというにはやや機能がおごっている。まず、特徴的なバリアングルの液晶ディスプレイが搭載されている。そして、24fpsではあるが720Pの動画撮影にも対応しているのだ。

しかし、D5000のエントリークラスらしからぬ部分はそれだけではない。そのあたりを中心に見ていくとしよう。

ライブビュー撮影とバリアングル液晶は相性最高っ

独自のバリアングル液晶は、被写体に対して視線を上下すればいいという利点がある。

独自のバリアングル液晶は、被写体に対して視線を上下すればいいという利点がある。

まずは外見としても特徴的なバリアングル液晶ディスプレイを見てみよう。以前のガイド記事にも書いたように、可動式液晶ディスプレイとライブビューでの撮影は最高の相性を持っている。

今回、ニコンが採用したのはオリンパス、パナソニックなどの横開きとも、ソニーのチルト式とも異なる縦開きともいえるタイプの液晶ディスプレイだ。フルに可動し、自分撮りや縦位置での撮影も可能だ。

ライブビュー撮影は安定度から横位置で行われることが多い。横位置のときにレンズと同じ軸を持つこの縦開きの液晶ディスプレイでの撮影はなかなか快適だといえる。

被写体を追い続ける「ターゲットAF」が導入されたこともあり、ライブビューでの撮影感覚は軽快だ。ピントをあわせようとした場所を拡大する機能(最大で6倍ていど)もあるので、シビアなピント合わせの必要とされるマクロ撮影などでも使いやすくなっている。

マイクは左肩のロゴの上。性能がいいとはいえないが、外部マイクは使用不可。

マイクは左肩のロゴの上。性能がいいとはいえないが、外部マイクは使用不可。

前述の動画撮影は1280×720ピクセル以外に640×424ピクセル、320×216ピクセルが洗濯できる。どれも24fpsでの撮影となる。また、動画撮影時にはオートフォーカスは使用できない。

規格はMotion JPEGでの撮影、マニュアル設定不可ということもあり、基本的には「動画も撮れる」というレベルのものとなっている。動画撮影をメインに考える機種ではないというのが正直なところだろう。

もちろん、動画撮影時にも液晶ディスプレイを展開して撮影することができる。ローアングルでペットや子供の視線にあわせて撮影することも容易だ。

画質は良好で、現在のデジタル一眼カメラの主戦場である1200万画素クラスのAPS-C搭載機として充分に中級機とも戦えるレベルにある。

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この記事の担当ガイド

写真

清水 博之

カメラとの付き合いは20年以上。銀塩カメラから始まり、デジタルカメラまで、幅広い知識を持つ。ライター…

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