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更新日:2005年07月24日

ボラボラ在住の伊関さんからのレポート 年に一度のお祭りヘイバ・タヒチ

毎年恒例、タヒチ最大のお祭り、ヘイバ・タヒチが開催されました。その盛り上がりを参加ダンサーの1人であるボラボラ在住の伊関有里子さんがレポート。

レポートしてくれた伊関さん。彼女自身もダンサーです
ボラボラ島在住の伊関有里子さんから、タヒチのお祭り、ヘイバ・タヒチのレポートが届きました。毎年恒例のこのお祭り、2005年は6月23~7月22日に渡って開催されました。催し物のひとつのダンスコンクールに、伊関さんは“ティポト”というグループのダンサーとして参加。出演ダンサーの視点から、盛り上がるダンスコンクールをお伝えします。

今年も大盛況のヘイバ・タヒチをレポート

ヘイバ祭は、フランス領ポリネシア全域で開かれる年に一回の大祭です。タヒチオリンピックとも呼べば、イメージしやすいでしょうか。カヌーレース、ダンスコンクール、タヒチ語聖歌コンクール、くだもの運び競争、石持ち大会、民芸品大展示会など、タヒチの文化の様々な催しが開かれます。毎年7月の1ヵ月間は、島中お祭りムードが漂います。

私が出場するダンスコンクールは、ボラボラ島の五つの地域ごとに編成されたグループが優勝を競います。ティポト、アナウ、ヌヌエ、アマナフネ、ファアヌイの中から、私はティポトを選びました。ダンサーが60名から100名、オーケストラが20名ほど、衣装製作などの裏方も20名と、ものすごい人数が参加します。

わたしのグループティポトは、チームカラーが赤と白です。昨年は白がメインの衣装でした。今年は赤がメインの衣装になり、赤地に白い貝をあしらっています。
テーマは”鳥”なので、帽子のてっぺんには鳥の羽飾りをつけます。
こちらは衣装がすべて手作りなので、その羽飾りも例外なく手作り。ということは村で放し飼いになっている鶏をつかまえて、毛をむしりとったわけです。考えるだけでおかしいですよね。


チームカラーの赤の衣装を身に着けたアウアちゃn。
赤い衣装を着た子の名前は、アウアちゃん。昨年のベストダンサーコンテストに挑戦しました。腰を強烈にまわすことはできるのですが、足元が美しくなく4位に終わりました。
足元というのは、どんなに腰をふっていても、きちんと二つの足をぴたりと地面について踊るのが美しいとされています。彼女はその足が開いてしまうし、かかとが浮き上がってつま先で踊っている状態でした。
けれど今年からタヒチの名門ダンスチームオ タヒチ エから来たポエラバ先生について踊るようになると、厳しく叱られたせいですっかり悪い癖がなくなり、ひとつ成長したように思います。
長年の癖を簡単に直せる柔軟さに若さを感じます。今年の出場だったらいい線までいったかもしれないと思うと、少し残念です。


シャイなミス・ボラボラとミス・ヘイバ
ミス・コンテストが大好きなタヒチ。もちろん美人の産地ですから、当然かもしれません。
写真はミス・ボラボラとミス・ヘイバのふたり。近くでみるとマスカラと口紅をつけただけで、地が美しいのがよくわかります。美人がたくさんいる国で育つと美しいことはそれほど特別ではないようです。
本人達は気取らず、写真を求めると恥ずかしそうにはにかんで、かわいいことこの上なしです。つい女好き?になってしまうわたしです。。


グランドチーフのココと振り付けしのティモテ。グループのまとめ役
写真の男性二人は、グループティポトのチーフ、ティモテとココです。もちろん二人は"レレ”と呼ばれるゲイの人々です。
タヒチのほとんどのダンスチームは、その”レレ”によって統率されています。
ココがグランドチーフで、彼の類まれなるセンスによって、オーケストラのリズムが決められていきます。
ティモテは昨年からティポトに参加し、主に振り付けを担当していますが、下手の横好きといった感じが否めなく、振り付けが平凡で、わたしには面白くありません。しかし男のダンサーの振り付けをすると、腰のはいった切れがある振りで、とても力強い仕上がりになります。才能がきちんと活かされたり、活かされなかったりするのを、第3者的に見ているのはもどかしいものです。一ダンサーで、しかも日本人のわたしが指摘するわけにもいきません。。


今年のダンスコンクールは激戦。どのチームが優勝トロフィーをゲットするか!?

今年は、例年よりチーム間の競争が激しく、ヌヌエやアマナフネといったほかのチームが、奇抜な展開、意外な演出を行っており、優勝レースは厳しいものです。ティポトは昨年準優勝だっただけに、今年こそ頂点に立ちたいものです。
通常ショーの最中に、ダンスの熱気が観客に伝わり、歓声と拍手がうぉーっと沸きます。それは意外な瞬間に数十名の男性ダンサーが、一気に後方から舞台中央へ躍り出てきた瞬間だったり、4人ほどの美しいタヒチアンダンサーが、薄い布を腰に巻いただけで激しく踊る瞬間だったり、やはり見せ場はグループによって様々です。
ティポトの場合、そういう盛り上がりに欠けるようです。1時間ほどのダンスショーで、ほんの最後の5分ほどに歓声が上がっただけで終わりました。
今年は、わたしはホテルを代表して表彰式に参加します。自分のチームに優勝トロフィーを是非渡したいものですが、結果はいかに?
表彰式まで少し不安な日々を過ごすことになりそうです。。

なんと、伊関さんのチームがめでたく優勝!との嬉しいお知らせが入りました!

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    古関 千恵子

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