世界の気温は、今世紀中に約1.8~4.0度上昇?
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| 温暖化が進んだ先の地球はどうなる? |
温暖化は地球全体の問題です。2月に発表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次の評価報告書によると、世界の気温は今世紀中に約1.8度~約4.0度上昇すると予測されました。
気温の上昇は、世界中に干ばつや洪水、台風などを引き起こし、食の生産現場である農業にも大きな影響を与えることになると予測されています。干ばつによる被害や、水不足、渇水、また、生産地が狭められたり、移動を強いられたり、さらには病害虫の増加や、作物の生育障害など様々な影響が考えられ、世界的に穀物の生産量がかなり減るのではないかというのです。
日本でも、気温が年々上がり、大雨や台風などの異常気象が続いていることで、農作物にはすでに様々な影響が現れています。温暖化が加速することで、日本の食卓はどう変化するのでしょうか? 公的機関が出している予測をもとに考えてみましょう。
【INDEX】
マンゴーの生産地が温暖化列島を北上中?……P1
2007年、すでに異変は始まっている!……P2
2060年、北海道産りんごと関東産温州みかんが主流に?……P3
20XX年、日本人の食は1日2食になる?……P4
私たちにできることは?……P5
マンゴーの生産地が温暖化列島を北上中?
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| 今以上に平均温度が高くなれば、トロピカルフルーツを栽培する農家が増えるかも? |
宮崎県のトップセールスマンこと、東国原知事がイチオシして、知名度が全国区になったものといえば、宮崎県産マンゴー“太陽のたまご”。小売価格1個5000円以上の高級品にも関わらず、飛ぶように売れたのだとか。
国産マンゴーの生産地といえば、沖縄や宮崎や鹿児島、熊本など九州地方。和歌山県でも盛んです。冬でも温暖で日照時間が長いという自然条件とハウスでの加温栽培を利用し、年々生産高があがっています。
マンゴーは、生育温度は25~30度、冬場10度以下になる場所はNGという典型的なトロピカルフルーツ。年々温暖化傾向が進んでいることで、それを見越して栽培の拡大に向けたさらなる技術の確立が検討されているのだそう。
千葉育ちのマンゴーも出現
さらに、最近は、高知県などでも栽培が始まるなど、生産地が北上しつつ、広がっていることをご存じですか? なんとその生産前線?は、千葉の館山まで北上しているのです。
こちらは鉢植えの加温栽培。栽培に成功した生産者は、これまでは花きの栽培をしていましたが、温暖化でトロピカルフルーツが育てやすくなるのではと、3年前から栽培に着手し、今年からJAタウンでネット販売も始まっています。
もちろん、安定した生産量が期待できる栽培方法が確立され、なおかつ消費者のニーズがあるからこそ生産地が広がっているのですが、温暖化が進むと、産地がどんどん北上して、東京でもマンゴーが露地栽培できちゃうのでしょうか? ベランダでマンゴーが栽培できたら、かなりうれしい! そうなると温暖化も悪いことばかりじゃない??
まっさか! そうは問屋が卸しません!
かなりヤバイかも~の異変はすでに始まっているという話を次のページで。