もはや待ったなしの温暖化
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| 自然素材の工作などで環境学習を行うアースリサイクルグループのブース。 |
大企業からベンチャー、NGOまで、環境やエコロジーをテーマにした技術やアイディアを集めたエコプロダクツ2006。環境保護が特別な“運動”ではなく、産業界も含めた地球の課題となっていることを改めて思いました。
温暖化防止のため、日本は2008年~2012年の間に、二酸化炭素など温室効果ガスの排出量を6%、削減することが目標とされています。でも、これは、あくまでも1990年を基準にした数字。2006年の現在は、当時よりも放出している温室効果ガスが増加しているため、目標値達成には、約14%の削減が必要といわれます。
2050年までにCo2の排出量を
60~80%も削減しなければならない?
実はもっと深刻な数字もあります。18世紀の産業革命以来、石炭や石油などの化石燃料を使うことで増加した大気中の二酸化炭素の濃度は、当時に比べ35%も増加しているといわれるのです。
地球の平均気温が3度上昇すると、自然環境に大きな悪影響を及ぼすといわれます。そのため、EU(欧州連合)では、世界の平均気温の上昇を産業革命前のレベルから2度以内におさえないとならないとされているのです。
それを達成するためには日本を含めた先進国は、どのくらい二酸化炭素などの排出量を減らさなければならないと思いますか? なんと、2050年までに60~80%! 現在の半分以下にしなければならないというのです。生活を根本的に変えていかなければ、到底達成できない数字といえるでしょう。
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| ハチドリのひとしずくでおなじみのナマケモノ倶楽部のブース。私たちにできるひとしずくを考えてみましょう。 |
温暖化の原因は、二酸化炭素などの温室ガスなど環境破壊だけによるものかどうかは、複数の意見もあります。でも、大量生産、大量消費といった環境に大きなダメージを与える生活スタイルが曲がり角に来ていることだけは確かです。危機意識を持って「私たちに何ができるか」を考えていくことが、本当に大切だと改めて感じました。
2007年のエコプロダクツは12月13日から15日の3日間。今から予定して足を運んでみてはいかがでしょうか。
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・前回記事は
「エコプロ最前線(前)目指すはゴミゼロ生活」です。リサイクル技術などをご紹介しています。