不況といっても、受験者数は過去最高
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| 金融危機が中学入試に与えた影響は決して軽微ではない |
アメリカ発金融危機に端を発する今回の不況は、日本でも上場企業の倒産件数が過去最高となったり、トヨタでさえも年度決算を黒字予想から赤字へ変えなくてはならないほどの状況となったりしています。
2009年度新入生となる私立小学校入試は、経済の状況がこれほど悪くなる前、昨年秋に行われました。2010年度入学となる2009年秋の入試には大きく影響が出ると、関係者の多くが口をそろえています。昨年の今頃、現在の状況を予想できた人はほとんどいなかったことを考えると、半年後の予想をするのは無謀ですが、ガイドなりに予測してみます。
まずは、小学校入試に先行する中学入試の概況をながめてみましょう。2009年度中学入試は年明けの経済環境の悪化がさらに進んだ状況下で行われました。
ところが日能研の発表によると東京近郊1都3県で受験者数が64,200人で過去最高でした。受験者数だけでなく受験率でも昨年を0.6ポイント上回っています。不況にも負けないで中学受験させた家庭が多かったということでしょう。
これをどう見たらよいのでしょうか。考えられる理由はいくつかあります。
・不況だからこそ、子どもにしっかりした教育を受けさせ学歴をつけてやりたい
・3~4年かけて準備してきた労力とお金を考えると、ここでやめられない
・中学受験を念頭におくような家計にゆとりのある家庭には、リストラの波は及んでいない
「不況のときにも教育投資は最後まで減らさない」という神話が生きているようです。
ただ、国立中高一貫校の受験者が増えたり、1日午前入試の欠席者が増えたりといった従来と違う動きは出てきています。面接を廃止したり、入学手続き締め切りを遅らせたりした学校の受験者も増えました。受験しやすい環境を作って生徒を集める努力が、これまで以上に重要になってきています。私立小学校でも同様の対応をする学校が出てくるかも知れません。
では小学校入試に対する不況の影響はあるの?
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