これまでにも偏差値にこだわって、上手な利用法について記事をUPしてきたが、相変わらず根強い偏差値信仰があるので、トリビアの泉のガセビア=偽トリビアを模して
偏差値のガセビアについて取り上げる(そもそも
偏差値とは?)。
ガセビア1.「模試の偏差値が高ければ偏差値の高い学校に合格できる」はガセ
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| 偏差値を高いからといって合格できるとは限らない |
受験における偏差値はもともと高校入試で進路指導のために考案された。中学入試にはあまり向かない。何故かというと、偏差値が有効となるのは
- 母集団の大きさが十分大きい(少なくとも数千人以上)。
- 同一問題で実施。
- 結果が正規分布となるように問題設計されている。
- 得点の標準偏差が10程度である。
場合だけ。
だから大学入試センター試験のような同一問題で大規模なテストには非常に有効なのだが、センター試験のみで決まる入試は少なく、二次試験が実施されると意味をなさなくなる。それは上記3条件が成り立たなくなるからだ。
県立高校などの入試問題では正規分布を意識した設計になっているそうだ。受験生の
5%だけが解けない問題から、受験生の
5%しか解けない問題まで難易度を違えた問題を出題している。
裏を返すとそのような設計になっていない中学入試問題には向いていないということになる。
結論から言うと、模試で各志望校の合否が決まるなら非常に有用な方法だが、各学校が独自に実施する入試とは事情が違いすぎ、全受験生中の自分の位置を知る手段にしかならない。
だから、合格可能性判定には過去の塾生のデータを使う。過去の同時期のテストと実際の入試結果を照らし合わせて判定しているのだ。より精度を高めるには独自の分析を加味しなくてはならない。
例えば、○○中学は問題量が多く難問は少ないが歯ごたえのある出題をするから、処理能力の高いA君に向いているというような問題と生徒の相性だ。この相性は即ち校風にもつながるので、相性が合うと言うことは重要だ。進学塾はそれができる所(大手であれば「どこの教室か」まで)を選んだ方がよい。
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「ガセビア2.80%ラインで志望校を決めれば安心」