検索エンジンGooglefight を利用した英語学習法　グーグルファイトで英語学習 [英語] All About

Googlefight で英語学習

検索ヒット数を英語学習に利用

検索エンジンのグーグル (Google) をご存知の方は多いと思います。このサイトを使ってヒット数を競うグーグルファイト (Googlefight) というおもしろいサイトがあります。どちらの単語やフレーズがより多くヒットするか比較するという単純なものですが、英語学習にも利用できます。

doughnut と donut ではどちらが多く表示される？

例えば、ドーナツという単語、どういうスペルだったかな？と思って調べたところ、doughnut と donut と二種類のスペルがあるらしい。どちらが実際には多く使われているんだろう？

スターバックスでは、doughnut　ミスタードーナッツでは、donut　と表示してあるのを見た。さぁて、インターネットの世界では、どちらのスペルがより多く使われているのだろう？

doughnut	versus	donut
631,000 件ヒット	対	1,450,000 件ヒット
donut の勝ち

scarier? more scary?

先日、授業の準備をしているとき、他の先生が私に聞いてきた。
「先生、scary （恐ろしい）の比較級、最上級はどうやって変化するんでしたっけ？」

ムムッ？　文字の長さからいって scarier - scariest じゃなかったかな？

辞書を何冊か引いてみる。やはり、scary - scarier - scariest と変化している。（ホッ！）

「そうですか？でも "more scary" "the most scary" って聞いたことありませんか？私先日、本を読んでいたら、なんか "more scary" って出てきたような気がするんですけど、、、」

ムムムッ？？　こんなときは、Googlefight に戦わせるしかない。

scarier	versus	more scary
291,000 件ヒット	対	4,010,000 件ヒット
more scary の勝ち

scariest	versus	the most scary
610,000 件ヒット	対	3,210,000 件ヒット
the most scary の勝ち

結果は、な、な、なんと "more scary" "the most scary" のほうがより多くヒットするではありませんか！これはどうしたこと？辞書には文法上正しいことが書いてあっても、実際に世の中では違った使われ方をしているってことかしら？もはや、scarier でも more scary でもどちらでも正しいけれど、むしろ後者のほうが一般的になりつつあるということなのでしょうか。言葉って変化しますものね。