NIC International College in Japan
NIC International College in Japanの教室の風景
今回は、1988年にネバダ州立大学日本校として開校以来、7000名を超える日本人留学生をサポートしてきたNIC International College in Japan(旧ネバダ・カリフォルニア大学国際教育機構Japan)の廣田和子さんに話を伺いました。

ガイド:廣田さんはどのようなきっかけで国際教育に関わることになったのですか?

廣田さん:私はアメリカの大学に留学をしていたとき、サマーキャンプで働いた経験がありました。そこで子供の面倒を見たりしたのですが、そのときに、子供たちが豊かな自然の中で生活する姿をみて「いいなぁ」と思ったのです。

卒業して帰国したときに感じたのは、日本がすごく暗いということでした。子供達は塾と学校との往復ばかりで自然や人に触れる機会がない。外の世界を見るチャンスもない。日本の子供達の未来に憂いを感じたのです。

そして、「自分がアメリカで体験したことをフィードバックしたい」「子供たちに夢を持つきっかけを与えたい」と思ったのがそもそものきっかけです。

当時、私は航空会社で働いていましたので、とても自由にいろいろなところに行くことができました。娘がいまして、彼女にいろいろ体験させたいと思ったので、既存のプログラムに参加させたりもしました。でも、とてもお粗末なプログラムで自分が求めているものがなかったのです。

「どこにもないなら自分で作ろう!」

そう思ったときに知り合ったのがネバダのロータリアンでした。そして、ロータリークラブ、ネバダ州立大学の短大、そして州政府の人たちも参加して、日本の子供達を受け入れるプログラムを作ったのです。

その延長線の中で、ネバダ州立大学と知り合い、今度は短い期間ではなくて長期の留学という形で、まずは日本で勉強してからアメリカに留学をするというプログラムをつくろうということで作ったのがネバダ州立大学日本校、今のNICの原型です。日本で初めてアメリカの大学の日本校を作るということで、当時はニュースとしてもかなり取り上げられました。

では、次のページで廣田さんに留学の素晴らしさについてお話いただきます。