1週間の脂肪燃焼スープで本当に痩せられるのか?

脂肪燃焼スープダイエット

脂肪燃焼スープダイエットで食べ痩せ!

野菜スープを中心に飲んで痩せる、7日間脂肪燃焼スープダイエット。食べれば食べるほど楽して痩せられると口コミでも人気のダイエットだけに、正しいやり方をマスターしたいですよね。野菜スープのレシピや作り方と、1週間チャレンジの内容を教えます。

そこで、実際にそのダイエット法に登場する野菜スープを作りつつ、その仕組みや利点・問題点について考えてみたいと思います。


7日間脂肪燃焼スープダイエットとは?

脂肪燃焼スープ
ダイエット期間中この野菜スープは飲み放題!野菜好きなら味は問題ないハズ…。
脂肪燃焼スープダイエットとは、野菜スープを中心に、7日間あらかじめ決められたメニューを食べる、いわゆるプチ断食系の食事ダイエットの一種です。

「心臓その他の外科手術などの前に、短期間で脂肪を落とす必要がある人のための食事」というふれこみで流行しました。実際の出所は不明ですが、お腹がすいてもスープならば飲み放題というシンプルなやり方なので、口コミで定期的にブームになる、怪文書系ダイエット法の一つです。

ちなみに90年代前半には「国立病院ダイエット(別名:デンマーク国立病院ダイエット、マヨダイエット、マヨグイニット法)」などと呼ばれる、グレープフルーツやゆで卵を多用する、似たようなスタイルのダイエット法が流行しました。その後専門家の批判が増えブームは収束しましたが、7日間脂肪燃焼スープダイエットは息が長いブームだと言えます。


7日間脂肪燃焼スープダイエットが痩せる理由

空腹に耐えなくても痩せられる!

空腹に耐えなくても痩せられる!

まず、低カロリーのスープをだということ。このダイエット法で使われる野菜スープは約3リットル作っても600~700kcal程度しかありません。1皿に換算すると80~100kcal前後なので、5杯食べても400~500kcalです。

また、いっしょに食べる果物類は、平均すると1kgあたり500kcal程度。野菜類は平均すると1kgあたり300kcal程度です。

現実的にそんなに食べることは難しいとは思いますが、実践する7日間のうち、肉を食べない5日間に、野菜スープ2リットル、果物1kg、野菜1kg食べたとしても1日のエネルギー摂取総量は1500kcal未満となります。

事務や家事を担う体重60kgの女性の場合、
60(kg)×30~35(基準値)=1800~2100(kcal) という計算で、
1日あたり摂取できるカロリーは、1800~2100kcalということになるので、それ以下の1500kcalで1週間を過ごすことになります。

目安としては、1日につきマイナス300~500kcalと仮定すると、
300~500kcal×7日間=マイナス2100~3500kcal
1kgの体脂肪を減らすのに7000kcalが必要なので、体脂肪は0.5kcal、そこに便秘やむくみ解消のデトックス効果が加わり、体重はそれ以上に減少する計算にはなります。(個人差があります)


7日間脂肪燃焼スープダイエットのルール

・スープはいつでも好きな量飲んで(食べて)よい。
・スケジュールに沿った食べ物を7日間食べる。
・パン、揚げ物(衣に小麦粉)など小麦粉を使った食品を摂ってはならない。
・飲みものは水、お茶、ブラックコーヒーなど糖分を含まないもののみ。ただし100%ジュースはよい。
・炭酸飲料は禁止。
・アルコールは禁止(アルコール分が体内に残っている場合は24時間経過後にダイエットを開始する)。
・砂糖などのあらゆる甘味料を摂ってはならない。
・7日間のスケジュールの中には肉を食べなければならない日があるが、肉は牛肉に限らず、豚肉(脂身のないパーツ)、油で炒めない鶏肉(皮・脂身は除く)あるいは煮魚を食べても良い。


脂肪燃焼スープの作り方

7日間脂肪燃焼ダイエットにおいて多用されるのが「脂肪燃焼スープ」と呼ばれる野菜スープです。材料及び作り方は以下のようになります。

【材料】
材料
まずは食材を集めましょう!
■キャベツ…1/2個
■玉ねぎ…大3個
■ピーマン…大1個
■セロリ…1/2~1本
■チキンスープの素…1個
■ホールトマト…1缶

【作り方】
(1)野菜を一口大にそれぞれ切る。
(2)大きな鍋に(1)とチキンスープの素、ホールトマトを入れ、水をひたひたにしたところで10分程度火にかけて、あとは好みに応じて野菜が柔らかくなるまで煮る。(煮込む場合は、途中で減った水を足してください)
(3)最後に、塩、コショウ、好みに応じてカレーパウダー、チリソースなどで味付けをする。


7日間脂肪燃焼スープの実践スケジュール

このダイエット法は次のスケジュールで行います。ただし、体に必要不可欠な栄養素を十分にとれない日があるいわゆるプチ断食の一種なので、実行の際には体調に留意し、ムリをしないようにしましょう!

鍋
材料をすべて鍋に入れて、お好みで煮込みます。
■第1日目:スープとフルーツのみの日
・バナナ以外のフルーツは何を食べても良い。
・水分は水か100パーセントの果汁ジュースで補う。

■第2日目:スープと野菜のみの日
・油を使わなければ野菜の調理法は自由。豆、スイートコーンを除いて種類も自由。
・夕食にはベイクドポテトを食べても良い。

(余談ですが、ベイクドポテトが出てくることから、もともとは欧米で発祥した食事法だと思われます)

■第3日目:スープとフルーツと野菜の日
・スープとフルーツと野菜を好きなだけ食べても良い。
・ただし、ベイクドボテトはNG。

■第4日目:スープとバナナ、スキムミルクの日
・バナナ3本食べる。
・スキムミルク適量を水で溶いて500mlにして飲む。
・お水を多めに飲む

■第5日目:スープと肉とトマトの日
・豚肉、皮なしの鶏肉、煮魚、牛肉を350g~700g食べて良い。
・トマトは6コまで食べて良い。

■第6日目:スープと牛肉と野菜の日
・牛肉の量に制限なし。
・ベイクドポテトを除く野菜を食べて良い。
・最低一杯はスープを飲む。

■第7日目:玄米と野菜とフルーツジュースの日
・玄米、野菜、フルーツジュース(100パーセント果汁)を飲む。
・最低一杯はスープを飲む。

以上を実行してください。

夏場にとくに注意したいのが、保存について。火を通して粗熱が冷めたら、タッパーやジッパー付き保存袋などに一食分ごとに分けて冷蔵・冷凍保存しましょう。冬場の寒い時期なら1日1回火を通せば、2~3日は持つかもしれませんが、基本的には10時間以上常温保存するのは雑菌繁殖の危険をともなうことを忘れずに。


7日間脂肪燃焼ダイエットの注意点

■肉や豆類、プロテインで、意識的に、たんぱく質不足に対処する
たんぱく質不足は筋肉を減らし、太りやすい身体にさせ、リバウンドしやすくなってしまう、というダイエットにおいては非常に悲しい事態を引き起こします。

それを防ぐため、肉を食べる日には、意識して(できるだけ赤身の)肉を多めに食べることが大切です。肉(赤身)には100gあたり約20gのたんぱく質が含まれています。 また、特に指示がないときには(食べて良いと解釈して)、豆類を多く食べましょう。なお、市販のプロテイン(たんぱく質)を毎日30~50g程度摂るという方法も検討に値します。


■脂肪燃焼スープダイエットはあくまで短期でやるもの
今回紹介したダイエット法は、肉を食べる日を挟んで前後2回のプチ断食(スープ断食)を行なっていると考えれば興味深い方法ではあります。

しかし、一日単位で見れば栄養学的には極端に偏った食生活であることは間違いありません。実行するにしても一週間の娯楽的な取り組み方に止めて、短い期間に繰り返し行なわないことが賢明です。


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