文章:河口 哲也(All About「話題のダイエット情報」旧ガイド)
「ダイエットは女性がやるものだ」と思っているあなた、残念なことだがそれは前世紀の認識である。ここに一つの事実をお知らせする。現在、日本人の30代男性はおよそ3人に1人が肥満者である。そしてこの割合は昭和50年代に比べるとおよそ2倍であり、また男性のみが毎年肥満者の割合を増やしているのである。もちろん自らすすんで肥満になりたい人はそれはそれでいい。ただし、J・S・ミルよろしく「太ったブタになるより、やせたソクラテスでありたい」ならば、ダイエットはもはや男の必須科目である。

とは言え、ダイエットという言葉に女性ほど敏感になれないのが男性である。というよりも、男性の中にはダイエット、スリム、スレンダーなどの言葉に嫌悪感すら抱く人々もいるはずだ。このことは端的に言えば男性の見た目のスタイルはあまり重要でないことをあらわしている。
例えば、人類の歴史をひも解いてみても、子孫繁栄のために強力な武器となったのが女性の場合「美容」であったのに対し、男性の場合「富」と「権力」であった。このことは今でもさほど変わらず、理想の結婚相手に求める条件として、男性は常に「美人」や「スタイルのよさ」を上位にあげるのに対し、女性は「やさしさ」や「経済力」を上位の必要条件にあげることは雑誌等のアンケート結果でごく普通に見られる傾向だ。
余計な解説ではあるが「やさしさ」とは外界から女性を守れる「力」に他ならない。
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