文章:河口 哲也(All About「話題のダイエット情報」旧ガイド)
「糖の吸収をおだやかにするお茶」「血中コレステロールを低下させる成分を含むヨーグルト」「体に脂肪がつきにくいオイル」「コレステロールの吸収を抑えるマーガリン」ただでさえダイエット心をくすぐるこんなキャッチコピーのついた商品にさらに厚生労働省許可特定保健用食品なんてお墨付きがついたら…。
実際にこれら特定保健用食品(特保)の中には健康エコナクッキングオイル(花王)、蕃爽麗茶(ヤクルト)、アミールS(カルピス)などおなじみの商品がヒット商品として売上を伸ばしています。
さてこれら特定保健用食品とは一体何なのか?分かりやすく説明すると、特定の健康に関する目的で(例えば血中コレステロールを下げるとか腸内環境を整えるなど)それを食べたときに、その目的どおりの結果が期待できる食品で、その「働き」「用途」などを表示してもよい食品のことです。
そしてその特定保健用食品として認定されるためには、厚生労働省に動物実験やヒト試験、その他学術資料など科学的な資料を提出し、審査をパスしなけなければなりません。つまり特定保健用食品として許可されたものは、その機能が科学的に実証されている食品ということになります。
で、気になるところはやはり「ダイエット(やせるため)の特定保健用食品ってあるの?」ということでしょうが、残念ながら直接ダイエットを目的とした特定保健用食品は今のところ
(平成13年4月11日現在)はありません。
ただし、先に挙げた「糖の吸収をおだやかにするお茶」「体に脂肪がつきにくいオイル」「コレステロールの吸収を抑えるマーガリン」などの特定保健用食品は、ダイエットに関係しそうな効能が科学的に証明されているわけですから、上手に利用すればダイエットをスムーズにすすめるための補助的な役割を果たしてくれることは期待できます。
ちなみに私がダイエットに利用できるかもしれないと個人的に気になっている特定保健用食品は「体に脂肪がつきにくい」
健康エコナクッキングオイル(花王)「天然の食物繊維が豊富な」
サイリウムヌードル(日清)「糖の吸収をおだやかにする」ポリフェノールを強化した
ヤクルト蕃爽麗茶(ヤクルト)また、女性に不足しがちな「鉄の補給をサポートする」涼飲飲料水
フェミニーナ(ファンケル)などです。
特にサイリウムヌードルは、味は賛否両論としても、食物繊維が一食あたり8gも入っていて、カロリーが150キロカロリー前後と少なめなので、食事制限中の一品として利用してみてはいかがでしょうか?
最後に特定保健用食品に関連する情報として、本年4月より食品衛生法の施行規則の改正により「特定保健用食品」とは別に新たに
「栄養機能食品」という分類ができました。これは特定保健用食品と違って、ビタミンやミネラルなど予め決められた成分を一定量含めば、
許可なしで「栄養機能食品」と表示できる食品なので、特定保健用食品と混同しないように注意してください。