毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の旬・種類

小松菜のおいしい時期・種類

小松菜の旬は寒さがしみる冬。霜が降りるほど寒さが続く頃こそがおいしい時期なのです。ここでは小松菜をおいしくいただける旬のお話を紹介しています。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

小松菜の旬っていつ?

年中手に入る小松菜ですが、旬は冬。特に霜が降りる季節には葉肉が厚くなり、柔らかみも増し、甘みも乗って格別の味わいです。

主な産地は関東で、小松菜の7割が関東で栽培されています。最も味がよくなる旬は12月~2月です。

小松菜の種類と時期について

小松菜
東京生まれの野菜「小松菜」
小松菜: 丸みのある葉と、しっかりとした茎を持つ葉野菜で、旬は冬です。葉の表は濃い緑で、裏は少し薄い緑です。江戸川区の小松川付近で育てられていたことから「小松菜」と呼ばれている、東京都の地場野菜です。冬に作られるので「冬菜」、うぐいすが鳴く頃に採れるので「うぐいす菜」とも呼ばれています。

小松菜は各地に様々な種類があり、独自の呼び名があります。
武州寒菜(ぶしゅうかんな): 群馬県と埼玉県に多く、寒さに強い品種です。

信夫菜(のぶな): 福島県原産で、葉の縁に切れ込みがある小松菜です。

女池菜(めいけな): 新潟県原産で、甘さとぬめりが独特の風味の葉野菜です。

大崎菜: 300年前程に、新潟県の大崎という地域で改良され定着した小松菜。苦味が強く味が濃い小松菜です。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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