編集部 All About
通信費の節約
更新日:2008年12月30日
他社に送れてようやく登場した、ドコモの二段階パケット定額制。従来からのパケット定額制よりも上限額が高いですが、どちらに入ればお得なのでしょうか?
| 文中の「パケ・ホーダイ」および「パケ・ホーダイ フル」の申し込みは2008年12月31日で終了します。 |
ドコモに以前からあったパケット定額制「パケ・ホーダイ」は、月額4,095円でiモードやメールが使い放題になるというパケット割引サービスでした。定額料を払えば使い放題になるというわかりやすいサービスだったのですが、そこまで使わないユーザーにとっては敷居の高いサービスでした。
そんなユーザーも取り込むべく、他社に遅れてようやく出てきたのが「パケ・ホーダイ ダブル」です。これは、定額料1,029円で12,250パケットまで利用でき、その後は0.084円/パケットで従量課金され、4,410円(*1)が上限額になる二段階定額制です。ほとんど使わない月は1,029円で済む代わりに、上限まで使うとパケ・ホーダイよりも315円高くなってしまいます。
すでにパケ・ホーダイ ダブルを利用しているなら、損益分岐点は請求額を見れば簡単にわかります。パケ・ホーダイ ダブルの利用料の平均額(数ヶ月の平均額を算出してみてください)が4,095円未満であれば、パケ・ホーダイにした方がお得になります。
問題なのは、現在パケ・ホーダイを利用している人です。請求書などから、利用パケット数を見つけてみて下さい。過去数ヶ月の利用パケット数の平均値を出し、それが48,750パケット未満であればパケ・ホーダイ ダブルにしたほうがお得になります。
2008年12月のドコモのカタログを見ると、損益分岐点のパケット数(48,750パケット)だけ記載されておらず、パケ・ホーダイ利用者にとって比較しづらくなっています。感覚的に、二段階制の方がお得のような気がする人も多いと思いますが、やみくもに二段階制に飛びつかず、自分の利用状態を見てどちらが得かを比較するようにしましょう。
なお、現在上限額まで毎月パケットを利用している人でも、ちょっとした工夫をして二段階制を利用することで、安く済ませることも可能です。ガイド記事『パケット定額制で得する節約術』をご参照下さい。
48,750パケット以上毎月使っている場合はパケ・ホーダイの方がお得になるわけですが、フルブラウザを利用する人は注意が必要です。フルブラウザとは、携帯電話でPCサイトを見る時に利用するブラウザ(サイト閲覧ソフト)のことです。パケ・ホーダイの場合、定額になるのはiモードやメールで、フルブラウザを利用した通信は別途料金になってしまいます。パケ・ホーダイ フル(月額5,985円)を契約すれば、iモードやメールはもちろんフルブラウザも見放題になるのですが、パケ・ホーダイでフルブラウザを利用しても自動的にパケ・ホーダイ フルになるわけではないのです。
フルブラウザでPCサイトを見る人で、パケ・ホーダイ フル利用者もしくは、パケット通信料の平均額が5,985円以上ならば、パケ・ホーダイ ダブルにすべきです。パケ・ホーダイ ダブルは、フルブラウザが利用された月は上限額が自動的に5,985円になり、それ以上は請求されないからです。
なお、2009年1月1日からは「パケ・ホーダイ」「パケ・ホーダイ フル」の新規申込みができません。ご注意下さい。
*1……iモードフルブラウザを利用しない場合の上限額
■参考サイト
・パケ・ホーダイ ダブル (docomo)
・パケ・ホーダイ (docomo)
・パケ・ホーダイ フル (docomo)
(執筆者:大串 明弘)
この記事の担当ガイド

編集部 All About