このイボイボにゴーヤの栄養と水分が詰まっているのです
沖縄では「ゴーヤ」、本州では「にがうり」の名称で知られるこの野菜は、口の中でじわっ~っと広がる苦みが独特の沖縄野菜です。夏の力強い日差しの下で育ち、緑色のイボイボの中に苦みと水分をたっぷりと蓄えています。クセになる味わいは、夏になると本領発揮!チャンプルーにすると、暑い夏にはいくらでも食べられてしまうほどです。豊富な水分、ビタミンC、葉酸、を含み、食欲増進効果もあるので、暑い夏こそ積極的に食べたい野菜です。
ゴーヤの栄養
ハッとするような鮮やかな緑色で、顔をしかめてしむくらいの苦味を持つゴーヤ。なんだか栄養がたくさん詰まっている予感がしませんか?それもそのはず。ゴーヤはウリ科の野菜の中では群を抜いてビタミンCが多いことで知られています。ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせないビタミンで、紫外線でダメージを受けやすい肌にとってはうれしい限り。その他にも、カロテン、ビタミンB1、カリウムも含まれています。
また、苦味成分はモモルデシンと呼ばれ、食欲増進と血糖値の降下への効果が期待されています。苦味が苦手な方も多いと思いますが、下ごしらえすることで、かなり和らぎます。油を使った料理ならばビタミンの流出も防げますので、ゴーヤ料理の定番のゴーヤチャンプルーから挑戦してみたはいかがでしょうか。
ゴーヤの選び方
このような色ツヤのものを選びましょう |
- イボが密集しており、ハリとツヤがあるものを選びます。
- 鮮やかな緑色でピカピカとしているものを選びます。
- イボの部分にたっぷりと水分を含んでいます。ずっしりと重量感のあるものを選びます。大きさの割りに軽いものは、避けましょう。
ゴーヤの保存方法
ぴっちりとラップをして保存します |
- 中の白いワタから腐り始めるので、種とワタをきれいに取り除いてから、水気を切って、ラップをぴっちりとして、冷蔵庫で保存します。
- 乾燥すると、緑色のイボが黄色に変色していくますので、乾燥には気をつけます。
- 下ごしらえしたものを、塩もみすれば、冷蔵庫で4~5日もちます。