デスクトップパソコン関連情報

更新日:2004年08月29日

コンピュータの原点を見に行こう

上野は恩賜公園にある科学博物館で、今年の10月連休まで開催している「テレビゲームとデジタル科学展」を見てきました。

文章:中村 伸(All About「デスクトップパソコン」旧ガイド)

名称 テレビゲームとデジタル科学展
日程 2004年7月17日(土)~10月11日(月)計87日間
開館時間 7/17~8/31 午前9:00~午後6:00
9/1~10/11 午前9:00~午後5:00(火・水・木) / 午前9:00~午後6:00(金・土・日・祝)

※入館は閉館の30分前まで
休館日 9/6(月)、9/13(月)、9/21(火)、9/27(月)、10/4(月)
料金 一般・大学生/1,300円 小・中・高校生/600円 税込み価格
※ユビキタス・ゲーミングは別途有料
主催 国立科学博物館、TBS、読売広告社
問い合わせ先 TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル)

国立科学博物館
国立科学博物館

コンピュータの原点を見に行こう!

夏休みはいかがお過ごしでしたか?海や山、実家などへの旅行をされた方も多いことでしょう。実家では昔遊んだテレビゲームやマイコン(パソコンを昔はそう呼びました)を見て懐かしく思った方もいらっしゃるかもしれません。そんな古いハードを、上野の国立博物館に一堂に会して見ることが出来る展示会が開催されています。筆者も夏休みの一日、子供達と見て遊んできました。

テレビゲームとデジタル科学展

東京上野の国立博物館は、上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)の中にあって、どっしりと重厚なたたずまいをしています。テレビゲームとデジタル科学展は、今年の11月にいよいよグランドオープンとなる新館地下を使い、7月17日から10月11日まで開催されています。コンピュータの歴史を見てきた大人達にとっては、懐かしさを感じさせる機器の展示があり、子供達にはここでしか体験できない、スペシャルゲームで楽しむことが出来ます。

All About の「ゲーム業界ニュース」ガイドの「夢幻超人 ゲイムマン」さんも記事を書いていらっしゃいますが、「子供が楽しむゲーム展」というより、20代、30代のコンピュータ、テレビゲーム世代に向けた展示が主体です。また、筆者のような世代には、微妙に古いXerox、Altoのディスクカートリッジや、Altair8800を見られたのが嬉しい限りでした。

筆者感激の品々・・・

xerox の alto xeroxのalto。下にある丸くて白いものがディスクカートリッジ

Altair8800 Altair8800。世界で初めて箱に入れられて発売されたマイクロコンピュータ。Apple][でAltair8800をエミュレーションする、という雑誌記事がありましたっけ

出ました!元祖PC!

AppleIの時代
Appleの筐体にスティーブ・ウォズニアックのサインが・・・
今ではパソコンといえばWindowsかMacしかありません。その両方の原点が並んで展示されています。MacはApple社がパーソナルな環境にウィンドウシステムを持ち込んだ最初のシステムです。そのMacの原点こそApple ][であり、Apple Iです。Apple ][は今でもたまに見ることが出来ますが、Apple Iは筆者も実物を始めてみました。展示してあるApple Iはスティーブ・ウォズニアックのサインが書かれていました。

The IBM-PC
The IBM-PC
もう一つのパソコン、Windowsの原点はIBMのThe Personal Computer、すなわちIBM-PCです。筆者がAll Aboutのガイドを始めた当初、筆者サイトはパソコン(PC/AT)という名称でした。この「PC/AT」というのはズバリ、IBM-PCが2度の強化、拡張を受けたIBM-PC/ATの名称に他なりません。それまでのマイコン時代は、ハードもソフトも自分たちですべて作るというのが主流だったのですが、IBMはそこにキットの手法を取り入れました。ハードもソフトも他社から購入した汎用品を使い、仕様を公開して広く普及に注力しました。そのおかげで、世界中で様々なハード、ソフトが生まれ、現在のようなパソコンに成長していったと言うことです。

展示してある機種はIBM-PCですので、そのまま今のWindowsが動くわけではありませんが、基本的には今のパソコンでも当時のソフトウェアの多くを動かすことが出来ます。また、様々なパーツ類も、規格さえ合っていれば今のパソコンにも流用できる場合が多いです。実際、そのようなことをやる方はいないと思いますが、当時のシステムボードを今のパソコンケースに入れて使うことすら出来るんです。「ハード、ソフトとも互換性がある」という証拠です。

木製マウス

昔のマウス
昔のマウスの裏側、使いにくそう・・・
最近、木製フレームのキーボードや液晶ディスプレイが発売されています。木の感触は暖かみがあって筆者も大好きです。勿論、キーボードとおそろいのマウスも出ていますが、最初のマウスは木で作られた箱に納められていました。箱の底には薄い金属円盤が縦と横に配置され、それぞれがロータリーエンコーダーという装置を介して移動方向と距離をコンピュータに伝えるようになっています。ボール型のマウスからボールを取り外したようなものです。

(執筆者:中村 伸)

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