オーストラリアの観光・アクティビティ
更新日:2009年10月01日
オーストラリアの世界遺産
編集部 All About
雄大な自然が美しいオーストラリアが誇る世界遺産は2009年現在17件。太古の地球を垣間見られる15の自然&複合遺産と2つの文化遺産となっています。その特徴と、一生に一度は行くべき世界遺産ベスト5をご紹介します!
第4位: クイーンズランドの湿潤熱帯地域
クイーンズランド州には、この「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」と「オーストラリアのゴンドワナ雨林地帯」の2つの雨林地域が世界遺産に登録されています。2つの雨林地域は、どちらも太古の森をそのままにとどめたエリアで、似たような感じに思えるかもしれません。ですが、あえてこちらを挙げた理由はその貴重な生態系と類稀なるロケーション!
ここは熱帯=トロピカルな植物が自生する熱帯雨林としては南米のアマゾンよりも古く、恐竜時代まで遡ることができ、当時からの植物やこの地域のみに生息する動植物も数多く存在しています。例えば、恐竜が闊歩していた時代に地球を覆っていたシダやコケ類をはじめとする古代植物、進化の途中でそうなったと考えられている木登りカンガルーをはじめとする希少種の有袋類等、他では見られないものがたくさん!
また、そんな古代の動植物が今もなお生息する森の一部ケープトリビュレーション地区は、グレートバリアリーフへと繋がる美しい海と接して広がっています。そう、2つの世界遺産が隣り合わせに存在する、世界で唯一の場所でもあるのです。
そんな熱帯雨林への旅は、南半球の秋がイチオシ!それはなぜかというと、夏場が雨季に当るこのエリアでは、雨季に降った雨で川などの水量が増し、とりわけ豪快にほとばしる滝を見られるうえ、雨のおかげでより生き生きと生い茂る熱帯雨林の様子を観察することができるからです。
このクイーンズランドの湿潤熱帯地域に属する熱帯雨林へも、やはりケアンズが日本から一番近いゲートウェイとなります。
ケアンズから最も近い世界遺産エリアの熱帯雨林が広がるキュランダへは、キュランダ鉄道という観光列車や熱帯雨林の森の上を通過しながら眺望を楽しめるスカイレールもあります。これらを利用する日帰りツアーもたくさんありますので、短い滞在でも手軽に行くことができます。
宿泊はケアンズ以外に、キュランダやアサートンなどの熱帯雨林に囲まれた町にB&B(ベッド&ブレックファストと呼ばれる民宿タイプの宿泊施設)やゲストハウス、リゾートロッジがあります。
ケアンズに宿泊して日帰りで、という人が圧倒的に多いとは思いますが、こうした熱帯雨林に佇む宿に泊まってみるのも、町では不可能な自然とのふれあいができるのでおすすめですよ。
また、さらに北部の2つの世界遺産が隣り合わせに存在するケープトリビュレーションへは、ケアンズからバスやレンタカーを利用するか、ケアンズ発の宿泊ツアー(1泊2日~)に参加するのが手っ取り早い方法。日本発のパッケージツアーの中にもケープトリビュレーションが含まれるものがいくつかあるようですので、旅行会社で確認を。