イタリアンの基本/パスタ・リゾットのレシピ

生トマトとモッツァレラのパスタ! トマト缶なしのレシピ

生トマトとモッツァレラチーズを使用したパスタのレシピ・作り方をご紹介します。トマトのフレッシュな美味しさを十分に引き出したソースは、ポタージュや肉料理のソースなどのアクセントにも使えて、応用できるので便利です!

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

生トマトとモッツァレラのパスタ! トマト缶なしのレシピ

所要時間:20分

カテゴリー:パスタトマトパスタ

生トマトとモッツァレラのパスタ!トマトの美味しさを楽しもう

日本のトマトはイタリアのものより水分が多く甘味豊か。イタリアのトマトはサンマルツァーノと呼ばれる長細い加熱タイプのものが有名ですが、サラダ用としては「クオーレ・ディ・ブーエ」という大きめのトマトが主です。日本のトマトはこの「クォーレ・ディ・ブーエ」をかわいく丸くした桃太郎と呼ばれるものが主流ですね。 日本のトマトをイタリアンにして食べる場合はいくつかの注意点があります。非常に水分が多いので、種やゼリー質部分を全て取り除きます。またトマトについている添加物やアレルギー等を気にされる方は、湯むきをしてお召し上がり下さい。そうするとトマトのエグミがほぐれ日本のトマトらしい甘さと旨味が引き立ちます。 トマトは購入してからヘタの辺りにきれいな赤みがかるまで、常温での保存をお薦めします。スーパー等で販売されているトマトの多くは売り場での熟成期間を考慮し、完熟手前のちょっと青みがかった状態で出荷されています。入荷したてのトマトは完熟手前で、かつ、トマトは低温を嫌いますので、すぐ冷蔵庫に入れてしまうと熟成は止まったままに。だからこそ赤みを帯びるまで常温(20-25度が最適!)で熟成させるのがポイントです。
 

トマトとモッツァレラのパスタの材料(2人分)

フレッシュトマトとモッツァレラのスパゲッティの材料
スパゲッティ200g
トマト大3個(中4~5個) ※完熟のものを使用
バジル4-6枚
ニンニク1/2個
赤唐辛子(鷹の爪) 1本
モッツァレラチーズ1個
適量
エクストラバージンオリーブオイル大さじ4杯
イタリアのモッツァレラチーズの使用が難しい場合、日本のモッツァレラチーズでもOK。お子さまが召し上がる場合は、鷹の爪を使用せず、ペペロンチーノオイルをあとで振りかけます。

トマトとモッツァレラのパスタの作り方・手順

フレッシュトマトとモッツァレラのスパゲッティの作り方

1トマトの皮をむく

トマトは湯せんにかけて皮をむきます。
トマトは湯せんにかけて皮をむきます。

2トマトの下ごしらえ

皮をむいたトマトは横半分に切り、包丁で種とゼリーをこそげとり、大きめにカットします。
皮をむいたトマトは横半分に切り、包丁で種とゼリーをこそげとり、大きめにカットします。

3オリーブオイルやにんにくを火にかけ、トマトを加える

深鍋にオリーブオイル、にんにく、タカの爪を入れ、中火にかけ、にんにくの香りが出たら、2のトマトを入れます。 ※ガイドのタカの爪は小さいのでレシピとは異なり2つ入っています。
深鍋にオリーブオイル、にんにく、タカの爪を入れ、中火にかけ、にんにくの香りが出たら、2のトマトを入れます。 ※ガイドのタカの爪は小さいのでレシピとは異なり2つ入っています。

4煮込む

トマトを入れたら、塩をふたつまみ入れ、弱めの中火で煮込みます。
トマトを入れたら、塩をふたつまみ入れ、弱めの中火で煮込みます。

510分煮込んだら、バジリコを加える

10分程煮込んで、水分が出て、大分馴染んできたら、手でちぎったバジリコの葉を入れ、弱火にします。
10分程煮込んで、水分が出て、大分馴染んできたら、手でちぎったバジリコの葉を入れ、弱火にします。

6スパゲティにソースを加え、モッツァレラチーズを乗せて完成

塩をしたたっぷり目の湯でアルデンテに茹で揚げたスパゲッティをソースに加え、ダイスカットしたモッツァレラチーズも加えて和えて、皿に盛ります。
塩をしたたっぷり目の湯でアルデンテに茹で揚げたスパゲッティをソースに加え、ダイスカットしたモッツァレラチーズも加えて和えて、皿に盛ります。

ガイドのワンポイントアドバイス

とても水分が多いので、ソースが余った場合は、ポタージュや肉料理のソースなどのアクセントとしても使えます。水分が多いですが、モッツァレラチーズにより、上手に水分を滑らかにパスタに馴染ませてくれます。余ったスープは、パンにつけて食しても美味。ソースは保存可能ですが、イタリアのそれとは異なるので、長期保存はお薦めできません。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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