野菜別の育て方

更新日:2010年06月14日

キュウリの育て方

キュウリは初心者でも簡単に育てられ、キュウリ本来のみずみずしさを味わうには、もぎたてが一番。ですから、身近なところで育てられる家庭菜園におすすめの作物です。また、プランターでも育てられるので、ツル状に伸びていく性質を利用して、緑のカーテンとして利用することもできます。

キュウリは初心者でも簡単に育てられ、キュウリ本来のみずみずしさを味わうには、もぎたてが一番。ですから、身近なところで育てられる家庭菜園におすすめの作物です。また、プランターでも育てられるので、ツル状に伸びていく性質を利用して、緑のカーテンとして利用することもできます。

キュウリの栽培スケジュール

※種からはじめる場合は、地温が充分に上がる4月中旬以降からはじめます。

※種からはじめる場合は、地温が充分に上がる4月中旬以降からはじめます


キュウリは1本の苗でも充分な収穫量が得られるので、初心者の方やそれほど収穫が必要ない方は、苗から始めることをおすすめします。苗は病気に強い「接ぎ木苗」を選びましょう。これは、病気に強く根を張る力が強いカボチャの性質を利用して、カボチャの台木にキュウリの品種を接いだもので、現在市場に出回っているキュウリの9割は、接ぎ木苗から生産されたものだといわれています。

準備するもの

地植えの場合は、土壌改良材として完熟たい肥や牛ふん、元肥として油かすや鶏ふんを用意します(参照:「肥料の種類と使い方」)。プランターに植える場合は、菜園用プランターという大型のプランターに2株か、10号鉢(直径約30cm)の鉢に1株植えつけるようにします。

キュウリは、根の張りが弱かったり肥料が不足したりすると実が曲がりやすくなりますが、植え付け前に元肥を充分に施しておけば、追肥はほとんど必要ありません。プランターで栽培する場合、土は通常の培養土でOKですが、これに元肥として油かすか鶏ふんなどを混ぜます。

植え付け直後からツルが伸び始めるので、2mくらいの支柱を左右から交差するように立てておきます。プランターや鉢植えの場合でも、地植えと同様に支柱が必要です。

キュウリの手入れ

実は巨大化する前に収穫するのがポイント!

実は巨大化する前に収穫するのがポイント!

植え付けの際はビニールポットから苗をそうっとはずし、根を傷めないように植え付けます。根鉢の周囲に土を戻したら、土の間から空気を押し出すようなつもりで、水をたっぷり与えます。

つるが伸び始めたら、麻紐などで適宜結束しながら、支柱に誘引していきます。はじめは、親づるをしっかりと育てるため、下から5節目までのわき芽はすべて摘み取ります。また、雄花・雌花とも、1mくらいの高さになるまではすべて摘み取るようにすると、株の勢いが良くなります。親づるの6節目以上にから伸びた枝(小づる)は、根元から本葉2枚を残して、その先を摘芯していきます。

実は、雌花が枯れた直後くらいが、収穫の目安です。それ以上に実を大きくしようとしてしまうと、あっという間に巨大化して味が落ち、株自体も弱ってきてしまいます。キュウリは、最盛期には、1日で数cmも伸びるほど実の生長が早いので、毎日こまめに観察して、収穫の適期を見逃さないようにしましょう。

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小島 理恵

大手造園会社を経てプロのガーデナーとして独立。専門学校の講師も勤める。オーガニックな空間作りが得意で…

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