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「一人で生きていける女」とフラれたら? 自分に合う男性を見つける

「俺がいなくても一人で生きていける」なんていう理由で、フラれちゃった。そんなことを引きずるのはもったいない。強い女性は、強い女性に似合う相手を探せばいいのです。「私らしい私」のままでも、恋愛はできるはず。では、どういう男性がいいのでしょうか?

執筆者:藤嶋 ひじり

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「一人で生きていける女」なんていない

一人で生きていける女

「俺がいなくても……」このセリフ自体、「俺」のことばかり考えているということ。相性もよくないし、エネルギー的に釣り合っていなかったのです。気にすることはありません

「俺がいなくても生きていける」「ひとりでも生きていける」と、「強い女」扱いされ、守ってあげたい系女子に乗り換えられてしまったことありませんか? 筆者にも、経験があります。

彼氏や恋人を、他の人がいる前で批判したり指示したりするような、乱暴な「強い女」は推奨しませんが、がんばりやさんで芯の強さを持つやさしい女性を、かわいくない「強い女」と決めつけるのは疑問です。

まず、男性に言いたいのは、「ひとりでも生きていける女」なんていないということ。確かに、彼氏がいなくても女友達が少なくても生きていけます。ひとりの方がラクなこともたくさんあります。でも、それは「ひとりで生きていける」こととは違うのです。誰だって寂しさを感じますし、甘えたいときもあります。誰だって弱い面もあるのです。

感情表現が苦手な女性や甘えるのが下手な女性もいます。デートより仕事を取る仕事熱心な女性もいます。でも、愛情がないわけではありません。

「ひとりでも生きていける」というセリフを言われる女性は「がんばりやさん」。男性は女性の「何かに向かってがんばる姿」は好きなはず。では、何がいけないのでしょうか。

「ひとりで生きていける」という男子の言葉を要約すると、恐らく「俺には君を守りきれない」「君は俺を必要としてくれない」ということ。

「自分が守れる範囲の女」が好きな男性。ということになります。

彼女を「守ってあげたい」のではなく「守ってあげている俺」に満足したい、承認欲求が強いのでしょう。だから、自分よりもがんばる彼女だとしんどいのです。

だからといって、本来の力を発揮せずに弱いふりをして生きるのはどうでしょう。彼に遠慮して生きることは「電車の中では静かにしなさい!」と言われた子どものように、自分の動きを制御すること。息が詰まります。

「私らしい私」のままでも、恋愛はできるはず。女性がのびのびと生きることを応援してくれる男子を探せばいいのです。では、どういう男性がいいのでしょう。
 

1:本当に「器」の大きい男子

ハイタッチする同僚男女

仕事ぶりを見ていてくれている同僚もいいでしょう。年齢に関係なく、意外に器の大きい男性はいます

口先だけではなく、本当に器の大きい男なら、彼女がどんなにがんばりやさんでも、それを「すごいね」「がんばってね」「僕にサポートできることはある?」と言えます。

仕事がデキる男には、そういう男性が多いのですが、デキる男のパワーの源が「コンプレックス」である場合、まだ自己受容感が低い可能性があるので、同じデキる男でも「自己受容感の高い男子」を選びましょう。

自己受容感の低い男子は、「美人」「若い」など、わかりやすい価値で女性を選びがち。「連れて歩いて恥ずかしくない」「自慢できる」かどうかが基準になります。これは自信のない女性も同じですよね。

自己受容感を持つ男は、人のことも認めることができます。そして、自分よりもすごい部分を女性のなかに見つけても、卑屈になったり勝負しようとしたりせず、素直に認め、自分も成長しようとします。
 

2:文化の違う外国人男子

外国人男性と日本人女性のカップル

異文化の男性がいいということは、日本の一般常識を超えている人という捉え方もできます。例えば、旅行好きな男、ダンサーや演奏者などアーティスト系の男子もいいかも

「女性が元気で活躍するのが普通」という海外の文化で育った男子という手もあります。実際、デキる女子が国際結婚をしているのを見かけたことはあるのではないでしょうか。

高い声や童顔など若く見える女性がモテるのは、日本独特の文化だともいわれていますよね。元気でがんばる女性を素直に認めサポートしてくれる人も、欧米など異文化には存在するはずです。
 

3:年の差がある年下男子

年下男子は、年上の「女性の凄さ」を素直に受け入れ、驚いたり卑屈になったりしません。むしろ尊敬を持ってくれます。「最初から負けを認めている」というよりも、「勝負する必要を感じない」というイメージです。年の差があれば、少々、自己重要感の低い男子でも、大丈夫。

年下男子との恋、よくあるのが「姉御肌の女性」が「甘えたい年下男子」とつきあうという固定観念。

少なくとも筆者の知る限り、年下男子と交際、もしくは結婚している女性は、世話焼きで懐が深いのは共通していますが、「姉御肌」や「サバサバ系」ではありません。「年下男子もいいよ」と伝えると、「私は姉御肌じゃないから」という女性がいますが、頼りになる20~30代の男子、たくさんいますよ。

そもそも、年上だろうと年下だろうと、男は基本的に「無意識に甘える生き物」ともいえます。役割分担しなくても、互いに甘えたらいいのでは?


がんばる女性が間違えてはいけないのが「強さ」をはき違えること。仕事がデキるとしても、男女の間に「上から目線」は不要です。「がんばり」をパートナーに強要するのも間違いです。本当の強さは「語気」に現れるのではなく、「受容」や「待つこと」につながるはず。

「俺がいなくても生きていける」という言葉に凹んで恋愛をあきらめることはありません。「やわらかい強さ」を持ちつつ自分に合う男性を見つけてみませんか?

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