久野浩司の恋愛コラム

20代後半で理想の相手と出会うための方法と心がけ

20代後半で恋愛経験や出会いがないと感じている女性が、理想のパートナーと出会う場所や方法とはなんでしょうか。女性は年齢によってライフスタイルが大きく変わっていくもの。それぞれ自分の目的にあったベストパートナーとの出会い方のヒントを一緒に考えてみましょう!

久野 浩司

執筆者:久野 浩司

恋愛ガイド

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自分の年齢にあったパートナーの定義

まだ20代だから恋愛や結婚について考えるのは後回し……と思っていませんか?

まだ20代だから恋愛や結婚について考えるのは後回し……と思っていませんか?

あなたにとって理想のパートナーとは一体どこにいるのでしょうか?

誰もが幸せになりたいと思い、結婚を考えるものですが、時に自分がどんなパートナーと結ばれると幸せになれるのかわからず、ただ相手探しに奔走する女性も少なくありません。

20、30、40代とそれぞれ自分の環境やライフスタイルは変わっていくものです。それなのに、自分の環境の変化は問わずに人生のパートナーを恋人の延長でイメージする人も少なくありません。そうなると早く結婚相手を見つけることをゴールに考え、つい相手の条件などにフォーカスしてしまいがち。

これからの人生をどうやってパートナーと共に幸せになっていくか、それが本来のパートナーと出会う目的でなければいけません。今回は結婚をより意識し始める20代後半からの女性が、より幸せになっていくためのパートナーとの出会い方について一緒に考えていきたいと思います。


20代後半の恋愛事情とは

いずれは結婚しようと考える未婚者の割合は、男性85.7%(前回86.3%)、女性89.3%(同89.4%)で、依然として高い水準にある。出典:国立社会保障・人口問題研究所調べ

いずれは結婚しようと考える未婚者の割合は、男性85.7%(前回86.3%)、女性89.3%(同89.4%)で、依然として高い水準にある。出典:国立社会保障・人口問題研究所調べ

最近の調査(平成28年9月15日に国立社会保障・人口問題研究所が発表した、「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」を参照)によれば、18~34歳の未婚男性の約70%、未婚女性の約60%に交際相手がいないそうです。20代後半であればまさにゆとり世代やさとり世代とも呼ばれる年代で、恋愛に対しても、淡泊で興味がないとも言われています。実際、20代のうちは、確かにまだ現実的に結婚に対する大きな焦りはないかもしれませんが、いつの時代であっても多くの人は幸せな恋愛や結婚に対しては潜在的に憧れていて、実際上記の調査でも、いずれは結婚しようと考える未婚者の割合は、男性85.7%(前回86.3%)、女性89.3%(同89.4%)で、依然として高い水準にあるようです。


20代後半が理想のパートナーに出会える場所とは

20代で理想の出会いを求めるならどうする?

20代で理想の出会いを求めるならどうする?

それでは20代で結婚するカップルはどこで出会っているのでしょうか?
明治安田生命福祉研究所のリサーチによれば、1位:同じ職場(27%)、2位:友人の紹介(23%)、3位:学生時代(15%)という結果となっています。20代の結婚に至るまでの特徴として、最初に結婚ありきで出会ったというより、付き合っていく数年の流れで結婚していったと思われます。

やっぱり20代は出会いの黄金期と言えます。
だから社内や仕事関係での出会いをはじめ、友達の紹介、プライベートの飲み会、パーティーなど、いくらでも訪れるチャンスを逃さないようにアンテナをはるようにしましょう。

とはいえ、自分から積極的になれない、そもそも恋愛が苦手だったり、やや遠ざかってる女性はどうするべきでしょうか?

個人的には、20代後半で恋愛経験がほとんどない、出会いがないと感じているというような女性の場合、20代の今だからこそ結婚相談所、オンライン・マッチング、出会い目的の異業種パーティーにチャレンジしてみるのがオススメです。

日本では、「身近な出会い」と「婚活」を区別して考える傾向があり、このような場所で出会うことに、まだ抵抗を持つ女性も少なくありません。でも、私が住んでるカナダをはじめ、海外ではいちばん時代にマッチした、異性と出会う最もポピュラーな場所として当たり前に認知されています。


出会いに特化した場所やサービスのメリット、デメリット

婚活パーティやマッチングサービスなど多様化する「婚活」。実は20代こそねらい目。

婚活パーティやマッチングサービスなど多様化する「婚活」。実は20代こそねらい目。

20代でこれら出会いに特化した場所を利用するメリットは、こういったたくさんのひとが交流する場所こそ、「20代」というだけで男性からアプローチされることが少なくないからです。

逆に言うと、30~40代になってから出会いの場に足を運ぶと、「20代の女性を希望」という男性が多いことに気づき、疎外感を感じることがあるかもしれません。
なので、今のうちに上手に活用することで、より多くの男性と出会うチャンスが広がるチャンスと考えてみてください。

そこからデートやお付き合いに発展していくことも多いでしょうし、恋愛が苦手な女性にとっては、その経験が男性を見る目を養っていくOJTになるでしょう。

このような場所での出会いになれないうちは、職場のように毎日一緒に過ごす相手ではないので、相手に対してすぐにはピンとこないということもあるでしょう。でも、何回かデートを重ねて心地よい関係が築ければ、どんどん波長があっていくことも十分に考えられます。なので、まずは、その間口を自ら閉じてしまわないことも大切です。

逆にデメリットや気をつけるポイントもあります。

前述の通り、出会いの場に行っても、オンラインや結婚相談所などのサービスを利用しても、いつでも新しい出会いを提供されやすいのが20代です。これはメリットでもありますが、安易に選り好みするクセをつけてしまうと、せっかくの出会いを単にルックス、年収、条件など査定するのがあたりまえになってしまい、男性を雑に扱ってしまう危険性もあるのです。

さらに世間のイメージや自分の友人、同僚など誰かと比較しはじめると、なかなか選択、決断できなくなるクセがついてしまいます。他人からどう思われるかではなく、まず本当の自分が送りたいライフスタイルとマッチングする相手か否か考えることを心がけましょう。



20代後半は、様々な恋愛を謳歌できる最大のチャンス

見る目を養うのも20代後半のタスクです

見る目を養うのも20代後半のタスクです

私自身の考え方では、幸せな結婚が訪れるタイミングは、人それぞれで違います。

女性の場合、社会人になって5年以上経過して、自分が好きな仕事に就いていたり、仕事の意欲や満足度が高い人は、20代の今はもっと仕事に集中したい! と考える時期かも知れません。

でも、女性の20代後半は激動です。周囲の環境の変化が目まぐるしく変わることで、自分の結婚への意識も変わることが予想されます。

例えば、学生時代の同級生や会社の同期など、自分と似たライフスタイルを歩んできた友人、知人から、「結婚が決まった」という知らせが入ったり、会社関係の人の結婚式などに招待されたりします。そうすると、自分にとって結婚って……? と少しずつ意識し始め、結婚が他人事から自分事になっていくのです。

実際、出会いの中にも、直観的に結婚を意識できる人もいれば、反対に自分がそう思っても相手に受け入れてもらえない、または、付き合っても上手くいかないこともあるでしょう。

でも、その経験のすべてが、あなたにとっては正しい道標であると考えて欲しいのです。すぐにうまくかなくても、20代のうちに人生を一緒に歩むパートナーを意識しはじめることはいいことなのです。

まずはたくさんの人が集う場所に行ったり、誰かに誘われたら足を運んでみるなど、自らが行動することで「人の出会いの流れ」が変わってきます。

当たり前ですが、普通は結婚したら、もう自由に恋愛を謳歌できません。だからこそ、この時期の泣いたり、笑ったりする経験は、人生において大切な時期であることを忘れずに、素敵な出会いを楽しみにしていてください。


次回は30代に入ってからの新たなパートナーと出会う場所やポイントについてお届けしますのでお楽しみに!

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