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劣等感があるといい恋愛ができない?そんな自分を克服する方法

男性でも女性でも、誰もが少なからず抱いてしまう劣等感。でも、劣等感があると、いい恋愛はできないもの。どうしたら劣等感から抜け出せるようになるのでしょうか? 劣等感から抜け出し、自分も人もきちんと愛せる人になって、いい恋を掴みましょうね。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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劣等感で恋愛のチャンスを壊していない?

劣等感を克服していい恋愛をするために

劣等感があると、いい恋ができない

誰もが少なからず抱いてしまう劣等感。でも、劣等感があると、いい恋愛はできません。

コンプレックスがある分、必要以上に自分を良く見せようと過剰な自己アピールをしたりして、相手に敬遠されてしまったり、逆に人から愛されたとしても、「こんな私を愛してくれるはずはない」と信じられなかったりします。

つまり、劣等感があると、恋を掴めなかったり、掴んでも自ら壊してしまったりするのです。

さらに、劣等感の強い人は、同じように劣等感を抱いている人と結びつきやすくなります。劣等感のある人をパートナーにすると、人はあまり幸せにはなれません。

なぜなら、劣等感のある人は、人の愛情を試すような行為をしたり、自分の中にあるイライラした気持ちを人に八つ当たりしてしまったりする人も多いので、相手のエネルギーを奪ってしまうからです。

自分が劣等感から抜け出せると、劣等感のある人を見たら分かるので、適度に距離を空けられるようになります。

だから、まずは自分の劣等感をどうにかすることが大事なのです。
 

劣等感から抜け出すには?

なぜ、劣等感を抱くようになってしまったの?

なぜ、劣等感を抱くようになってしまったの?

劣等感から抜け出すためにも、どうしてこんなに自分が劣等感を持つようになってしまったのかをきちんと考えましょう。

大概は、子供の頃に親に劣等感を刷り込まれたパターンが多いです。さらに学校の先生や、大人になったら会社の上司によって、人格をひどく傷つけられてしまうこともあります。
中には、パートナーが何かあるとすぐにけなすようなタイプで、自信をなくしてしまう人もいます。

まずは、自分に劣等感を与える人とは、距離を空けるようにしましょう。

それは、たとえ親であっても、です。親だからといって、子供の心を傷つけていいことではありません。むしろ親の言葉だからこそ、心に深く影響を与えてしまうこともあります。

その場合は、早く経済的に自立をして、家を出られるようになりましょう。別に縁を切る必要はありません。距離を空けることで、自分を取り戻すことができるようになります。それこそが大事なのです。

学校の先生や会社の上司など、なかなか距離を空けにくい相手の場合は、「この人は、劣等感がある人なんだ」ということを理解しましょう。
それだけでも、相手の心無い言葉に影響を受けにくくなります。

そもそも劣等感のない人は、人にわざわざ傷つけるようなことは言いません。むしろ、尊重するし、言葉を選びます。劣等感のある人だからこそ、相手をけなすことで、「自分はこの人よりも上の立場の人間なんだ」と安心したいことも多いのです。

さらに、自分の方が相手よりも一歩大人になれる場合は、相手のいいところを褒められるようになりましょう。劣等感のある人ほど、人からの賞賛を求めています。だから、いいところを見つけ出し、褒めてあげると、あなたのことを自分の味方だと思い、大切に思ってくれることでしょう。

ただし、「おべっか」を使うのはダメです。それは、自分のためによくありません。そうすると、そんなその場限りのことを言っている自分に対して誇りが持てず、心が傷ついてしまうからです。

実は、あなたに劣等感を与えるのは、他人だけではなく、自分自身なんですよね。むしろ、自己嫌悪ほど、自分を攻撃するものはありません。

人の意見は、受け入れるかどうかは、自分次第です。ある意味、気にしなければ、なんとかなります。でも、自分自身が自分を虐待すると、逃げ道がありません。

いくら自分を嫌いになろうが、「じゃあ、今日から“自分”をやめよう」なんてことはできません。だからこそ、自分は誰よりもきちんと自分の味方になって、どんな状態であろうと受け止められる人にならないといけないのです。
 

自分を受け止められるようになるためには?

もっと自分を信じる!

もっと自分を信じる!

「自分にこういった欠点さえなければ、自分のことを好きになれる」と思っている人は意外といます。

ただ、そういう人はその欠点が解消できると、さらに新たな欠点を見つけて、自分にダメ出しをしてしまう傾向があります。

だから、本来は、どんな欠点があろうが、「自分はOKなんだ」と思えるようになることが大事なのです。
この世界に完璧な人なんて、1人もいません。

人と自分を比べてもいいことはありませんが、自分よりも恵まれていない環境の人が幸せそうに生きていたりもするものです。

つまり、「自分はこれからもっと、不幸になるかもしれない」という恐れは、自分の思い込みかもしれないのです。「自分はこうだから、幸せになれない」なんてものはなく、自分を幸せにしていないのは、自分自身なのです。

結局、劣等感を抱いている人は、「こんな自分ではダメなんだ」と恐れています。恐れがあるからこそ、劣等感を抱くと言ってもいいでしょう。

「恐れ」の感情の反対は、「愛」です。
つまり、自分を愛することで、恐れを手放すことができるのです。

では、自分を愛するためにはどうしたらいいのか?
もっと自分を信じることです。

「自分は大丈夫な人間なんだ」「いざというときはやれる人間なんだ」「何があっても、どうにか乗り越えるぞ。それだけの力はあるぞ!」とか。そして、自分が今後、もっともっと成長できることを信じましょう。

「自分を愛する」というのは、ありのままの自分を受け止め、成長を願うことです。自分が自分にダメ出しをしている場合ではありません。自分に「あなたなら、きっとできるわ。信じているわよ!」と言ってあげましょう。

自分を認められる人は、人のことも認められます。
自分を愛せる人は、人のことも愛せます。
自分が幸せな人は、人のことも幸せにできます。
だからこそ、いい恋ができます。

まずは、自分ありきなんですよね。
人生は自分との戦いです。
それは、自分の“心の弱さ”との戦いとも言えるでしょう。


劣等感から抜け出し、自分も人もきちんと愛せる人になって、いい恋を掴みましょうね。


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