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ファイル共有を実行しよう(Mac編)

Windowsと同じようにMacでもファイル共有を実行することができる。今回の記事では、Macでファイル共有を実行する際の設定を解説しよう。アクセスは、MacからMac、WindowsからMac、MacからWindowsの3種類を解説する。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

ファイル共有の概要

ファイル共有を実行しよう

ファイル共有を実行しよう

最初に、Macにおけるファイル共有の概要について解説しよう。

ファイルを共有するには、共有したいファイルを1つのフォルダに入れ、そのフォルダを共有できるように設定する。

たとえば、趣味の音楽で利用する「music01..aif」「music02..aif」「music03..aif」といったファイルをmusic_datといったフォルダに保存し、そのフォルダを共有できるように設定する。もし、共有したくないファイルがあれば、そのファイルを別のフォルダに保存しておこう。

さて、以降にファイル共有の設定を解説していこう。
 

guestユーザを有効にし共有可能にする

Macでファイル共有を行うには、guestユーザのログインを有効にし、なおかつ共有フォルダにアクセスできるようにしておく必要がある。デフォルトでは、guestユーザは両方とも無効になっている。

以下の設定をアクセスされる側、すなわちサーバ側のMacで行って欲しい。

1.「システム環境設定」を選択する。
システム環境設定

システム環境設定


2.「ユーザとグループ」を選択する。
ユーザとグループの選択

ユーザとグループの選択


3.左下にある鍵のアイコンを選択する。
ロックを解除する

ロックを解除する 左下


4.管理者パスワード(ログインの際のパスワード)を入力し「ロックを解除」ボタンを押す。

管理者のパスワードを入力

管理者のパスワードを入力


5.左の欄から「ゲストユーザ」を選択し、以下の2項目にチェックを入れる

・「ゲストにこのコンピュータへのログインを許可」
・「ゲストユーザに共有フォルダへの接続を許可」


2か所にチェックを入れるundefined図のようになっていればよい

2か所にチェックを入れる 図のようになっていればよい


6.左下の鍵のアイコンを選択しロックを戻す。
ロックを戻す

ロックを戻す これで設定が保存される


これで、guestユーザのログインが有効になり、共有フォルダにアクセスできるようになった。

次は、共有フォルダを作成して、共有できるように設定を行う。
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