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喧嘩ばかりのカップルの原因は?相手と別れないために心がけたい行動

せっかく付き合っても、喧嘩が絶えないカップル。どうして言い争いばかりをしてしまうのでしょうか?そこには原因となる行動があります。喧嘩ばかりのカップルは思い当たることがあるかも知れません。相手と別れないためにも幸せになれる行動をとりましょう。

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執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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喧嘩ばかりのカップルの原因は?なぜ喧嘩が多い?

喧嘩ばかりのカップル、原因はなに?

喧嘩ばかりのカップル、原因はなに?

せっかく付き合っても、喧嘩が絶えないカップルがいます。
そういう人たちは、どうして言い争いばかりをしてしまうのでしょうか?
そこにはいくつか原因となる行動があります。
   

喧嘩ばかりのカップルの原因1.相手を疑う

「彼が浮気をしているかもしれない」「私のことを好きでないのかもしれない」「騙されているのかもしれない」……そんな思いを抱きながら、相手の言動に疑いをもつ人は意外といます。

でも、相手にとって、全く騙すようなことをしていないのに疑われたら、たまったものではありません。
疑われる分だけ、むしろ相手に不信感を抱き、関係は悪化するばかりです。

では、どうして人は疑ってしまうのでしょうか?
「自分が傷つくのが怖いから」です。

「相手が私の気持ちを弄んでいたら、辛い」「裏切られるのが怖い」「損したくない」など、そんな不安でいっぱいなのです。

疑う人は、「相手を好きだから、不安なんだ」と言います。でも実際、これらの行為は、「相手の幸せのため」ではなく、「自分のため」です。

そんな「自分が傷つかないためなら、相手に不愉快な思いをさせても構わない」という態度は、相手を不機嫌にさせるだけです。
もし本当にその関係を大切にしたいのであれば、「信じる努力」をした方がいいでしょう。

もちろん疑うべき証拠を掴んでいるのであれば、相手ときちんと話し合った方がいいです。
でも、証拠がないのに、単に被害妄想を抱いている人もいます。

基本、ありもしない被害妄想を抱く人は、自分に自信がない人が多いものです。
さらに、相手が自分にしてくれることによって自分の価値を測っているから、相手を失うのが、普通以上に怖くなっているのです。

だったら、まずは自分自身をきちんと認めてあげることが重要です。「相手にとって、私ほどふさわしい女性は他にはいない」と思えるほど、魅力的な人になってみるのです。

さらに言えば、仮に相手と別れたとしても、「彼は、見る目がないんだわ」「私にはもっと素敵な人が現れるはず!」「彼がいなくなっても、私は幸せに生きていける」と思えるくらい、自信を持てる人になりましょう。
それくらいになった方が、相手もあなたのことを手放したくないと思うものですよ?

次に紹介するものは、今回の「疑う」に続くものです。
 

喧嘩ばかりのカップルの原因2.相手を束縛する

相手が一緒にいたい人になっている?

相手が一緒にいたい人になっている?

パートナーが今、どこで何をしているのかを気になってしまう人は意外といます。

だいたいは、「浮気しているかもしれない」と不安がってしまうパターンが多いです。
そこで、「相手にGPSを持たせる」「飲み会のときは、参加者の写真をメールで送らせる」なんて人もいます。

浮気をする気がない人が、こんな疑いを掛けられると、常に監視をされているようで、息が詰まりそうになります。

逆に、浮気をするようなタイプの人は、むしろ「GPSや写真さえ、疑われないようなものにすれば、堂々と浮気ができる」と思うこともあります。中には、合コンだけど、同性の参加者だけで写真を撮ったものを送る、「出張」だと嘘をついて、地方に住んでいる友達に写メを送ってもらって、自分は浮気相手と外泊をする、なんていうツワモノもいますしね。

結局、相手を縛り付けるだけでは、浮気防止にはなりません。どんな手を打とうと、浮気する人はします。その理由については、後ほど「その4」でお話しします。

人は自由を奪われると、幸せではなくなります。
また、自分が一緒にいたいから傍にいるときは幸せを感じますが、一緒にいることを強制されると、逃げ出したくなります。束縛されればされるほど、相手から離れたくなるのは、人の心理です。

もし相手に傍にいてほしければ、「相手が一緒にいて心地よい人」になりましょう。話していると楽しいから一緒にいたい人もいるし、自分のことを受け止めてくれるから傍にいたい人もいます。中には、自分を放っといてくれるから、同じ空間にいても心地よい、という人もいます。

相手のことをよく観察して、束縛するよりも、相手が傍にいたくなるような人になりましょうね。
 

喧嘩ばかりのカップルの原因3.自分の理想を押し付け変えようとする

これも「その2:束縛する」につながりますが、相手を自分の好きなようにコントロールしようとする人がいます。「自分の恋人となる人は、こうあるべきだ」という理想が先にあり、相手を変えようとしてしまうのです。

人は、ありのままの自分を受け止められると幸せを感じられますが、「条件付きで愛される」と息苦しさを感じます。

恋人は、あなたのために存在しているわけではありません。人形でもおもちゃでもなく、どんなに親しい間柄であっても、相手には相手の人生があります。そして自分なりの理想、生き方もあります。

それをコントロールするような人とは、一緒にはいられなくなります。自分らしくいられなくなり、不幸になるからです。

よく「恋人(夫)を育てるのが大事」と言われるものですが、相手を教育するのと、理想を押し付けるのは違います。

相手が、相手らしく幸せになるようにサポートするのが、愛情なんです。愛するとは、「ありのままの相手を受け止め、成長を願うこと」です。人に理想ばかり押し付けてしまう人は、「愛とは何なのか?」を理解しましょうね。

次は、これがあると、多くの関係が壊れることです。
 

喧嘩ばかりのカップルの原因4.相手を騙す、約束したことが守れない

浮気する人は、相手の立場で物を見られない“おバカさん”

浮気する人は、相手の立場で物を見られない“おバカさん”

パートナーシップには信頼関係が必要です。だから、相手に嘘をついたりすると、関係は壊れます。

浮気、二股などはもちろんのこと、約束したことが守れない場合も、信頼は崩れていきます。

パートナーを騙す行為で多いものといえば、「浮気」でしょう。ハッキリ言ってしまえば、本気の恋心がない浮気(遊び)の多くは、「パートナーに悪いとすら、あまり感じていない」人は少なくありません。「パートナーを傷つけようと思ってやっているのではなく、単に欲望に忠実なだけ」だと思っているからです。

敢えて表現するならば、「家にはショートケーキがあるけど、外出したらおいしそうなモンブランがあったから、つい食べちゃった」くらいの感覚の人も少なくありません。それは、「ショートケーキを嫌いになったわけではなく、ただただ目の前のモンブランが食べたくなっただけ」とも言えます。だから、罪悪感が薄いのです。

つまり、浮気をする人は、相手(ショートケーキ)の立場に立って物を考えられない“おバカさん”なのです。自分が相手の立場になったら怒るくせに、自分が同じような立場にならないと、自分がやった罪が分からないのです。

正直言うと、浮気性の人は、簡単には直りません。「欲望を抑えられる理性」「相手の立場に立って物を見る」ことは、自分勝手な人なら、ある程度、生まれ変わるくらいの気持ちにならないと、身に付かないものだからです。

だから、もしパートナーが浮気性な場合は、いちいち怒るよりも、
・これから先も浮気される覚悟で、関係を続ける
・別れて、誠実な人を探す
のどちらかを選ぶ方が、現実的です。

言い換えれば、相手の「能力」の話とも言えます。

「浮気をしない」という、ごく普通のことでも、「欲望に負けない能力」「相手の立場に立って物を見る能力」がない人にとっては、難題を押し付けられている、とも言えます。それは、人によっては、幼稚園児に「方程式を解け」と言っているくらいのレベルかもしれません。

信用できない人と関係を続けるのは難しいものです。疑い続ける方も疲れるし、疑われ続けている人も楽しくはないはずです。

もし相手が「嘘をつく」といった、信頼を脅かす欠点を持っていて、それが自分の許せる範囲を超えている場合は、喧嘩をし続けるよりも、別れを決断した方がいいでしょう。

浮気性な人は、もう少し相手の立場に立って行動をしないと、本当に大切な人を失いますよ?
 

喧嘩するほど仲が良い?

今回、紹介した、「疑う」「束縛する」「理想を押し付ける」「騙す」といった行動をする人は、今後、どんなに素敵な人と出会ったとしても、幸せな恋愛はできにくいでしょう。これらは必ず、“喧嘩の種”になるからです。

「喧嘩するほど仲が良い」とは言うものですが、それはお互いに自分の思いを伝え、相手の気持ちを理解し、折り合いをつけられるカップルの話です。そうではければ、2人の溝は深まるばかりです。

「折り合いをつける」とはどういうことかと言うと、「相手の立場に立って物事を考えて、無理をしない程度にゆずり合う」ことです。

「疑う」「束縛する」「理想を押し付ける」「騙す」といったことをされて喜ぶ人はいません。つまり、そんなことをしてしまう人は、自分の思いばかりにいっぱいいっぱいで、相手の気持ちが見えていないことに気付いた方がいいのです。

パートナーシップで重要なのは、「思いやり」です。相手と仲良くいられるために「話し合おう」「折り合いを付けよう」「相手の要望を聞こう」「相手の望みを叶えてあげよう」と思うと、関係は改善されます。

それが結果的に、自分が一番望んでいる「相手ともっと仲が良くなる」という結果につながるのです。

喧嘩ばかりして大切な人を失うよりも、長い目でみて、幸せになれる行動がとれる人でありたいものですね。


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