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聞き上手がやっている、相づちやうなずきのコツとは?

モテる女性は「聞き上手さん」が多いですよね。「相手から好感を持たれる聞き上手」になるために心がけたいポイントを伝えます。うなずきと相づちで相手を話しやすくし、要約と「もっと聞きたい」というメッセージで上手に共感や興味を伝えてみましょうね。

吉井 奈々

執筆者:吉井 奈々

恋愛ガイド

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聞き上手は愛され上手、心がけたいポイント4つ

聞き上手な女性は愛される!

聞き上手な女性は愛される!

好きな男性といる時はつい「自分の話をたくさんしたい!」と思ってしまうかもしれませんが、モテる女性って実は「聞き上手さん」が多いことをご存知でしょうか?

今回は「相手から好感を持たれる聞き上手」になるために心がけたいポイントをお伝えしていきますね。


「うなずき」のバリエーションで興味を伝える

うなずくだけで、相手を気持ちよく話させるコツ。

うなずくだけで、相手を気持ちよく話させるコツ。

うなずきは「聞き上手の基本」です。「細かく、深く」または「ゆっくり、早く」……など、「うん」とうなづくだけでもさまざまなバリエーションがあります。その使い分けはどうするのがよいでしょうか?

まず、相手が話し始めたら、「うんうん」と小刻みに顔を動かしてうなずいて、話に引き込まれていることを表現し、話し手の気持ちを盛り上げます。新しい情報や知識を提案されているときにも有効です。

「そういう意見もあるかもしれないな」と思ったら、イスの背もたれにぐっと体重を乗せて驚きを表現する「うん!?」、そして、ゆっくり深く「うん!」とうなずいて感心していることを表現します。

「その話をもっと聞かせて欲しい!」という時には、イスを浅く座り前のめりになり、顔だけでなく体ごと「うん!うん!」と大きく早くうなずいてワクワク感を出しつつ、場合によっては、メモをしてみたり。

このように、「うん」といううなずきだけでも、仕草や言葉を加えるのが効果的です。これはあなたの会話のスキルや話術はまったく関係ない「無言のコミュニケーション」なので簡単ですね。


「相づち」の種類とテンポで心地よい合いの手を入れる

相づちとは、「合いの手」のように差し込むこと。話を聞いて感じた内容によって、最適な相づちのバリエーションがあるかと思います。一般的なのが下記のような相づちでしょうか。

「うん、うん」「そう、そう」……うなずき系の相づち
「いいですね」「わかる、わかる」……同意系の相づち
「たしかに!」「なるほど!」……納得系の相づち

ただし、気をつけなくてはいけないのが、相づちの方法を間違えてしまうと、ただの薄っぺらい反応のように思われてしまう可能性があるのです。

「はいはい」「そうっすかー」「マジで! すごいですね~」「へー!」「やば~い」

このように、何も考えていない「口だけ」なことがバレバレ、もしくは、本当は興味があってもそう聞こえがちな相づちでは、「こいつ聞いてなさそうだな……」「バカにしてるのか?」などと思われてしまう場合があるので注意しましょう。

また、話しにかぶさるような「食い気味」の相づちは、上から目線のように感じられたり、否定的で不安や不快を与えてしまうことがあります。話のテンポに合わせつつ、ややゆっくり気味の相づちのほうが好まれます。

「うんうん、はいはい」と同じような相づちが続くとどうしても適当な印象になるので、時々、「そういう考えもありますね」「その発想はなかったです」など気づき系の相づちを入れたり、「えっ!」「そうなんですか!」などの驚き系の相づちを入れたりするのも効果的です。


「要約」して会話を弾ませる

相手に共感を伝えて、話を展開しやすくするテクニック。

相手に共感を伝えて、話を展開しやすくするテクニック。

会話をさらに盛り上げ、薄っぺらい印象をなくすには、相手の言ったことを「要約」して返答するのも使えるテクニックです。

たとえば、
「この前見つけためずらしい焼酎がすごくおいしかったんだよね!」
「そうなんですか」
「……うん」
という会話よりも、
「この前見つけためずらしい焼酎がすごくおいしかったんだよね!」
めずらしい焼酎を見つけたんですか! 気になります!」
となるわけです。

今回は要約するときに「焼酎」や「めずらしい」というキーワードを拾ったので、それを展開するだけで会話を広げやすくなります。
「焼酎って、芋ですか? 麦ですか?」
「どこの地方の焼酎なんですか?」
「焼酎の専門店に買いに行っているんですか? それとも旅行へ?」

もし、「すごくおいしかった」というキーワードを拾うなら、
すごくおいしかったんですか! どんな味ですか?」
になりますよね。
「実は焼酎が苦手なんですけど、そんなにおいしいなら気になっちゃいます♪」などと付け加えてもよいかもしれません!

これにより、話し手は、
「自分の話をちゃんと聞いてくれているな」

「俺の話に興味があるのかな。趣味が合いそうだな」

「この人ともっと話をしたいな」などと思うようになるのです。


「もっと聞きたいな」と、ストレートに口に出す

上記の3つのポイントができたら、最後に「もっと聞きたいな」という気持ちを相手に伝えましょう。どうやって? そのまま声に出して「その話、もっと聞きたいな~」とつぶやくだけでOKです。

これだけで相手はあなたに話をすることが楽しみになります。それが結果、あなたと一緒にいることが幸せ→あなたとずっと一緒にいたいにつながっていくのです。

ちなみに、今は時間がない時は、「今の話、もっと聞きたかった~! でも行かなくちゃ。ぜひまた次回聞かせてね!」と言うと、話を切り上げやすく、中座しても相手へ嫌な印象を与えません。


相手に心を傾け、それが伝わるようにすることが大事

うわべだけ……じゃなく、心を傾けることも重要。

うわべだけ……じゃなく、心を傾けることも重要。

この4つのポイントをおさえることができれば、あなたの聞き力は上がり、相手からは「一緒にいると、なんだか居心地がいい人」だと思ってもらえるようになります。普段から他の人の様子を観察し、「こんなリアクションの仕方もあるんだな!」と勉強しながら、聞き上手になるリアクションのバリエーションをどんどん増やしていきましょう。

ただし、「テクニックを身に着ければいい、これさえやっておけば聞いていなくても大丈夫」、という解釈をしてはいけません。

あくまで聞き上手になるリアクションは、「私はあなたに興味をもってますよ」を表現し、相手に伝える手段! 話している相手にきちんと心を傾ける、相手に興味をもちながらやってみることが一番大切なポイントなんですよ。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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