節約/光熱費の節約

電気代の節約術

家庭で電気代がかかっているのは何か、待機電力のカットは有効なのか等、節電・電気代の節約術、電気代を節約する基本的な考え方、電気代節約方法をご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド

我が家の家庭の電気料金の実体把握を

電気代の節約術を考える時、小手先の節約技ではなく、まずは自分の家が何にどれくらい電気を使用しているのか、そしてそれらは何をした時に電力を消費するのかを理解して暮らしていくことが、一番の電気代節約の近道になります。

機器別に家庭での使用電力を見ていくと、エアコン、冷蔵庫、照明器具、テレビの4種類で実に全体の約45%を占めています。言い換えれば、これら4種類の機器の使い方を意識すれば電気代の節約効果も高くなるわけです。

■平成21年度家庭部門 機器別エネルギー消費量の内訳(電気)上位5つ

・電気冷蔵庫 14.2%
・照明器具 13.4%
・テレビ 8.9%
・エアコン 7.4%
・電気便座 3.7%





何をした時に電力を消費するのか?

使用している電力量、電気代がわかるエコワット

使用している電力量、電気代がわかるエコワット

そこで意識するべきことがそれぞれ「何をした時に電力を消費するのか」ということです。例えば冷蔵庫、毎日24時間、1年365日に動き続けているのでまずは平常時の温度設定も大切。

中にいれている食材の量と外気温の2つを考慮し、冷蔵庫であれば4℃前後、野菜室であれば6℃前後の温度になるように、温度調整をしておくと無駄がありません。

そして冷蔵庫は何をした時に余計に電力を消費するのかを考えると、開閉などにより、庫内の温度が上がってしまい、それを設定温度に下げようとすることにより、余計に電力がかかってしまうわけです。これさえ認識していれば、「扉の開閉は少なく、短時間にした方がよい」とか「すぐに物を取り出せるように整理整頓しよう」などという方法を頭で理解でき、身についてきます。

>>続いて家電の消費電力が簡単にわかるグッズや基本契約についてご紹介します。


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