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そろそろ、PS4が買い時です。

PS4が発売されて2016年2月で、丸2年となり、3年目に突入します。海外では累計販売台数3,000万台を突破するなど、非常に好調ですが、日本ではソフトが揃わずに、苦戦中。しかし、その状況にようやく変化が起きるかもしれません。

田下 広夢

執筆者:田下 広夢

ゲーム業界ニュースガイド

PS4はそろそろ買い時?

据え置きハードの図

据え置きゲーム機は、どれも、なかなかハードが普及しない状況が続いています

PlayStation4(以下PS4)が海外で非常に人気が高いというニュースは何度も流れているのでご存知の方も多いかと思います。ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下SCE)は2015年11月26日に、PS4の全世界累計販売台数が3,000万台を超えたことを発表しています。これはPlayStation2を超える販売スピードで、PlayStation史上最速の3,000万台達成となります。もちろん、ライバル機のXbox OneやWiiUにも大きな差をつけています。

一方日本国内の状況はというと、そもそも国内では据え置きハードというジャンル自体が大変に苦戦していて、PS4も例外ではありません。任天堂が自社の人気タイトルでひっぱるWii Uが約290万台、次いでPS4が約210万台、Xbox Oneに至っては約6万台となっています。

国内市場が脆弱な為、国内向けの大型タイトルがそれほど多くなく、国内向けだけでなく、海外の大型タイトルにも興味があるようなコアゲーマーが主なユーザーになっています。しかし、その傾向は2016年から少し変わっていくかもしれません。もう少し広い範囲のユーザーがPS4に興味を持ち、購入していく人も増えていくんじゃないでしょうか。

別の言い方をすると、そろそろPS4の買い時が近づいてきているよ、ということです。

ドラクエ11とFF15

ドラクエとFFとPS4の図

どちらかだけでもビッグイベントなのに、両方きちゃいます

2016年はPS4だけでなく、コンシューマーゲーム業界にとって非常に大きな年です。まずその理由の1つに、スクウェア・エニックスのドラゴンクエストシリーズ最新作「ドラゴンクエストXI」が発売される可能性が高いということが挙げられます。高い、という言い方をしたのは、発売予定日をドラゴンクエスト30周年内と発表されているからです。

初代ドラゴンクエストは1986年5月27日発売なので、2016年はドラゴンクエスト30周年の年となります。厳密に言うと、2016年5月27日~2017年5月26日以内なので、2017年にずれこむ可能性もありますが、やはり近いということに違いはありません。そしてもう1つ、ビッグタイトルとして同じくスクウェア・エニックスから「FINAL FANTASY XV」も、2016年の発売が予定されています。

ちなみに、ドラゴンクエストXIは、PS4とニンテンドー3DSで発売、そしてFINAL FANTASY XVはPS4とXbox Oneで発売。どちらも独占タイトルではありませんが、両方を1つのハードでできるのはPS4だけ、ということになります。

また、2016年はこれら2タイトル以外にも、有力なタイトルが次々に登場します。
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