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女性こそネットで稼げ!お金持ち女性への道

会社を辞めて専業主婦だった女性が仕事に復帰しようと考えたとき、子どもが小さいうちは、フルタイムの正社員として働くのは難しいこともあるでしょう。そんな「正社員がムリならパート」しか選べなかった就業機会に、もう一つの選択肢が加わったのです。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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ネットで女性も稼ぎやすい時代に

女性こそ稼げる時代

女性こそ稼げる時代

戦後長らく続いた「夫は外で仕事をして稼ぎ、妻は家を守る」という時代から、夫婦共働きが当たり前の生き方になりつつあります。

戦後、大企業が出現してサラリーマンという就労形態が主流になると、人々は進学や就職のため全国各地から都市部にやってきます。

そして都会でそのまま結婚・出産しますが、妻が仕事を辞め、専業主夫として子育てせざるを得ない状況でした。双方の両親は地方に住んでいるため、親に面倒をみてもらうことは難しい。かといって当時は保育園も少なく、夜間の保育なども一般的ではありませんでした。もちろん子育てを応援する補助金や助成金、社会保障などの制度も不十分でした。

しかし当時はそれでも良かったのです。なぜなら、給料は右肩上がりに増えていき、終身雇用が当たり前だったので、普通に努力して働いていれば、生活は安泰だったからです。結婚・出産すれば妻が仕事をやめて家庭に入るという形態を、人々は疑問にも思わなかったでしょう。

その環境はバブル崩壊で一変し、「給料は必ずしも上がらない」「終身雇用の終焉」「いつ会社が倒産するか、あるいはリストラされて職を失うかわからない」という時代になりました。それに対応するかのように、家計のリスクヘッジのためだけでなく、世論も女性活用を叫び、企業も行政も女性が働きやすい制度の整備を進めました。

保育所の数は増え、待機児童の問題も徐々に改善されています。出産手当金、育児休業給付金なども支給され、会社に託児所があるとか、産休・育休は夫も取りやすいなど、働く女性を応援する社会となりつつあります。
逃げ切れる世代の人、高年収を得られるスキルや能力を持っている人を除き、リスクヘッジとしての夫婦共働きは普通になっていくでしょう。

しかし、たとえば会社を辞めて専業主婦だった女性が仕事に復帰しようと考えたとき、子どもが小さいうちは、フルタイムの正社員として働くのは難しいこともあるでしょう。会社に時短制度があるとか時短勤務が認められている職場ならともかく、そうでないなら、子どもが熱を出した、カゼをひいたという場面に対応しにくい。そのため「ちょっとだけ働きたい」という人が思いつくのは、「パートに出ようか」ではないでしょうか。

もちろんそれもアリなのですが、現代はインターネットを使って、「好きなときに好きな場所で好きな時間だけ働く」ということが可能となっています。だから「自宅で子どもを見ながら働く」「子どもを散歩させながら働く」のもOK。つまり、「正社員がムリならパート」しか選べなかった就業機会に、もう一つの選択肢が加わるということです。

私の家庭も共働きですが、妻も仕事の道具は基本的にスマフォだけです。打ち合わせはもちろん、メールや書類作成、スクールの予約管理、ブログやフェイスブックの記事更新などなど、すべてをこれ1台でこなしています。

スクールでの個人レッスンは4名のスタッフが担当しているのですが、グーグルカレンダーでスケジュールを共有しています。集客のツールであるブログやフェイスブックへの書き込みは、赤ちゃんに授乳しながらやっていましたし、書籍の原稿もちょっとしたすきま時間に書いています。

ちなみに、無名のピアニストだった彼女がテレビ出演ができるようになったのも、ブログでせっせとレッスン風景の記事を書いていたのを、番組制作会社のリサーチャーが見つけて連絡をくれたから。そんなふうにデビューするなんて、昔はありえなかったですよね。つまりインターネットは、女性の能力を開花させるツールでもある。これを活用しない手はないと思っています。

参考文献)「夫婦で年収5000万円になる方法」(KADOKAWA)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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