iPhoneの万歩計アプリ「ヘルスケア」は設定いらず
「最近太ってきたな」と感じたら、まずは簡単な運動から始めたいもの。通勤や日々の生活で歩く距離を増やすだけでもカロリー消費になりますね。ではさっそく、iPhoneを持って歩きましょう。「なぜiPhone?」と思った人に朗報です。実はiPhoneには歩数や移動距離を計測する機能があるのです。そして、すでに計測は開始されているのです。今までの運動の記録を見るには、「ヘルスケア」アプリをタップします。iPhone 5s以降の機種では、特に設定しなくても「歩数」と「ウォーキング+ランニングの距離」が計測されています。さらに、iPhone 6以降の機種では、「上がった階数」が計測されています。
ヘルスケアは他のアプリと情報を共有して健康管理できる
「ヘルスケア」は、他のアプリとデータをやりとりすることができます。例えば、運動量を計測する「活動量計」のデータをヘルスケアにまとめたり、連携アプリに記録した体重やBMI値を別のアプリに参照させたりすることができます。ここでは、ウェラブル機器「Misfit Shine」の計測データをヘルスケアと連携する方法を紹介します。
連携するアプリ(ここでは「Misfit」)を起動し、ヘルスケアに書き込み/読み出しを行う項目を許可する。上記のような画面を表示するアプリが多いが、ヘルスケアの「ソース」をタップして該当アプリをタップし、許可することもできる。
まさかのときのために「メディカルID」
ヘルスケアには、「メディカルID」という項目があります。メディカルIDとは、体調不良などで意識を失ったときに、周囲の人へあなたの持病や使用中の薬、緊急連絡先などを知らせることができる機能です。iPhoneのロック画面に表示されるので、パスコードを知らない人でも参照できます。まさかのときのために登録しておくと安心です。「メディカルID」をタップし、「メディカルIDを作成」をタップすると入力欄が表示される。知らせたい情報を入力しておこう。メディカルIDは、ロック画面の「緊急」をタップし、「メディカルID」をタップすると表示される。
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