水草の育て方・オンライン図鑑

更新日:2002年09月21日

[第2回]フィルターの重要性

水草の育成に適したフィルターについてクローズアップ。照明の設置スペースの確保を考えながら、二酸化炭素のロスを押さえるフィルターを検証してみる。

外部式フィルター『エーハイム2248』 では、二酸化炭素を逃しにくい構造のフィルターを、具体的に挙げみましょう。最も一般的で、広く水草水槽用に用いられているものに、エーハイムフィルター等に代表される外部式濾過器(パワーフィルター)が挙げられます。外部式フィルターとは、水槽外にポンプが内蔵されたフィルターケースを設置し、水槽に配管された給排水パイプを介し、水を循環させるタイプのフィルターのことです。

別名、『密閉式フィルター』とも呼ばれ、その循環途中で外部との接触が無い為、二酸化炭素を逃しにくい構造となっています。

その他にも、水槽内にフィルター本体を設置する『水中フィルター』、水中ポンプで稼動させるタイプの『底面フィルター』なども二酸化炭素を逃しにくい構造です。しかし、安価な反面、直接水槽内に設置するためスペースをとられる(見栄えが悪い)、循環ポンプの熱が直接飼育水に伝わり水温上昇を引き起こす、といったデメリットがあります。能力、美観などから総合的に考えれば、外部式濾過器が最も水草の育成に適したフィルターと言えます。

外部式濾過器を用いる事により、“二酸化炭素のロス”の問題はクリアできます。しかも、水槽上部が開放される事により、水草を健全に育てるための照明器具の設置スペースの確保もクリア。水に関しては、水槽飼育であるので特に考慮する必要は無いでしょう。

この時点ですでに、水草育生の成功にかなり近づいたと言っても過言ではありません。水草育生に必須な『二酸化炭素』『照明』をセッティングするための下準備が整ったからです。後は、二酸化炭素を添加する為の器具、必要な光量を確保できる照明器具を準備すれば、ハードの充実は完璧!!

外部式フィルター 水草育生に最も適す
内部式(水中)
フィルター
美観を損ねる、熱の伝達
底面フィルター
(水中ポンプ稼動)
上部式フィルター × 適さない(二酸化炭素のロス)
外掛式フィルター  



長谷川秀樹の誰でも解かる!水草指南
第1回 水草水槽のすすめ
第2回 フィルターの重要性
第3回 照明と二酸化炭素
第4回 CO2添加方式のバリエーション
第5回 CO2高圧ボンベを使用しての強制添加
第6回 トータル的に優れた照明—蛍光灯
第7回 水草水槽に適した底床


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