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横浜で大人気!食べてほっこり、アップルパイ6店

秋のスイーツ・アップルパイ。洋食文化が花開いた横浜では、昔ながらのアップルパイが食べられる老舗が多くあります。また近年では、アップルパイを専門とするカフェもオープンラッシュ! みなとみらいから山下公園、馬車道、隠れ家カフェなど、絶品アップルパイが食べられる6つのお店を紹介します。

田辺 紫

執筆者:田辺 紫

横浜ガイド

横浜で食べたい、絶品アップルパイ6店

横浜 アップルパイ おすすめ

 

横浜のレトロなカフェでいただくスタンダードなアップルパイから、リンゴにこだわったアップルパイ、いろいろなスタイルのアップルパイまで、食べてほっこりしたい、絶品アップルパイを紹介します。※2018年12月に価格等を更新

<INDEX>
  1. ホテルニューグランド コーヒーハウス ザ・カフェ
  2. MONTE ROSA(モンテローザ)横浜本店
  3. 馬車道十番館
  4. ラ・コッペ
  5. グラニースミス アップルパイ&コーヒー横浜店
  6. Bubby’s(バビーズ)ランドマークプラザ
 

スタンダードなスタイルで誰からも愛されるアップルパイ:ホテルニューグランド

2017年12月に開業90年を迎えたクラシックホテル「ホテルニューグランド」。本館1階の「コーヒーハウス ザ・カフェ」では、素材の良さを最大限に引き出した、上品な味わいのアップルパイが提供されています。子どもからお年寄りまで、誰もが「美味しい!」と感じる、スタンダードなスタイルのアップルパイで、通年販売されています。
「アップルパイ ア ラ モード(1350円税込サ料別)」は生クリームと自家製アイスクリームつき。アイスクリームなしの「アップルパイ(972円税込サ料別)」もあります(2015年10月9日撮影)

「アップルパイ ア ラ モード(1350円税込サ料別)」は生クリームと自家製アイスクリームつき。アイスクリームなしの「アップルパイ(972円税込サ料別)」もあります(2015年10月9日撮影)


カフェで食べられるメニューでは、自家製アイスクリームが添えてある「アップルパイ ア ラ モード」がおすすめ。パイ生地がサクサクのアップルパイとアイスクリームを一緒に食べれば、幸せな気分に。リンゴはとろりとした食感で、ほどよいシナモンの香りがたまりません。
アップルパイ・ホール(直径約21cm、5200円税別)のテイクアウトは、3日前までに予約を(2015年10月9日撮影)

アップルパイ・ホール(直径約21cm、5200円税別)のテイクアウトは、3日前までに予約を(2015年10月9日撮影)


【DATA】
住所:横浜市中区山下町10 ホテルニューグランド本館1階
TEL:045-681-1841
営業時間:10:00~21:30(L.O. 21:00)
定休日:無休
アクセス:みなとみらい線 元町・中華街駅1番出口から徒歩約1分
地図:Googleマップ
URL:コーヒーハウス ザ・カフェ
※こちらで食べられる発祥メニューの記事はこちら→ひと口で幸せ!デートで行きたい、横浜の洋食店8選

 

スタイルが異なる2種類のアップルパイ: MONTE ROSA(モンテローザ)横浜本店

モンテローザの店舗外観。2014年11月に店舗がリニューアルし、シックな雰囲気に(2015年10月6日撮影)

モンテローザの店舗外観。2014年11月に店舗がリニューアルし、シックな雰囲気に(2015年10月6日撮影)


1962(昭和37)年創業の三陽物産が運営するモンテローザ。創業以来、素材本来の風味を引き出すことを信条に、決して奇をてらわず、シンプルで上品なおいしさを心がけ、「世代を超えて愛されるスイーツ」「新しく生まれ変わったオリジナルスイーツ」を手掛けています。それを象徴しているのが、2種類のアップルパイです。
「オリジナルアップルパイ(380円<カット>)」。ホールでの販売(1600円<直径約15cm>、3000円<直径約21cm>)もあります。※すべて税別(2015年10月6日撮影)

「オリジナルアップルパイ(380円<カット>)」。ホールでの販売(1600円<直径約15cm>、3000円<直径約21cm>)もあります。※すべて税別(2015年10月6日撮影)


ひとつは、創業当時から変わらぬレシピを受け継いでいる「オリジナルアップルパイ」。どこか懐かしい、素材を活かした素朴な味わいが魅力です。サクッと軽い食感のパイ生地の中には、ゴロっと煮たリンゴがぎっしり。伝統の美味しさを今に伝えています。
 
「開港レシピのアップルパイ(ホール2300円<直径約15cm>税別」※ホール販売のみ(2015年10月6日撮影)

「開港レシピのアップルパイ(ホール2300円<直径約15cm>税別」※ホール販売のみ(2015年10月6日撮影)


もうひとつは、明治5年に書かれたレシピ本『西洋料理通』をひもといて作られた「開港レシピのアップルパイ」。文明開化の味に思いを馳せ、MONTE ROSA流にアレンジされたオリジナルスイーツです。2014年11月の本店リニューアルの際に誕生しました。

ユズの皮が散りばめられていて、箱を開けるとほんのり香ります。華やかなデザインは横浜市花・バラをリンゴでかたどったもの。着色料は使用せず、リンゴそのものの色だそう。パイ生地は、機械がない当時を想定し、パティシエが手で折りたたんで作っています。そのおかげで、バターの豊かな風味が香るサクサクの食感です。中にはリンゴを煮詰めた甘いフィリングが。和と洋の魅力、酸味と甘みが融合した、極上アップルパイです。

どちらもフレッシュな紅玉を使用しているため、10月~3月までの期間限定販売です。
モンテローザ店舗内観。カフェスペースはなく、テイクアウトのみ。奥にはオリジナルオーダーメードケーキの相談ができる「ラボスペース」を併設(画像提供:モンテローザ)

モンテローザ店舗内観。カフェスペースはなく、テイクアウトのみ。奥にはオリジナルオーダーメードケーキの相談ができる「ラボスペース」を併設(画像提供:モンテローザ)


【DATA】
住所:横浜市中区長者町8-136-9
TEL:045-251-3643
営業時間:月~土曜13:00~22:30
定休日:日曜 ※祝祭日のぞく
アクセス:京浜急行日ノ出町駅から徒歩約3分、JR関内駅から徒歩約9分
地図:Googleマップ
URL:横浜モンテローザ

 

とろとろのリンゴが懐かしい味わい:馬車道十番館

1970(昭和45)年に誕生した馬車道十番館は、ガス事業の創始者でもある高島嘉右衛門家の旧跡に建つレストランです。明治時代の建築様式を参考にしてデザインされており、まるで開港当時の横浜にタイムスリップしたかのような雰囲気を醸し出しています。
馬車道十番館の外観。レトロなデザインで開港当時の横浜の雰囲気(2015年10月6日撮影)

馬車道十番館の外観。レトロなデザインで開港当時の横浜の雰囲気(2015年10月6日撮影)

1階の喫茶室で提供されているのが「自家製 ホット・アップルパイ」。温かいアップルパイとバニラアイスクリーム、生クリーム、フルーツが盛り合わせになっています。
 「自家製 ホット・アップルパイ(950円税別)」(画像提供:横浜十番館)

 「自家製 ホット・アップルパイ(950円税別)」(画像提供:横浜十番館)


パイの中につまっているのは、クローブやシナモンでスパイシーに仕上げてあるリンゴ。とろとろのやわらかさがたまりません。ポットサービスの「十番館オリジナル・ティー(630円税別)」とともにどうぞ。
開業当時からの家具が使われていたり、明治~大正期の古時計や電話機などが飾ってあったり、レトロな空間が広がります(画像提供:横浜十番館)

開業当時からの家具が使われていたり、明治~大正期の古時計や電話機などが飾ってあったり、レトロな空間が広がります(画像提供:横浜十番館)


【DATA】
住所:横浜市中区常盤町5-67
TEL:045-651-2621(代表)
営業時間:喫茶・売店(1階) 10:00~22:00、バー(2階)16:00~23:00、レストラン(3階)11:00~22:00
定休日:年末年始
アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン 関内駅9番出口から徒歩約2分、みなとみらい線 馬車道駅3番出口、JR根岸線 関内駅北口から徒歩約5分
地図:Googleマップ
URL:馬車道十番館
 

江刺リンゴにこだわったアップルパイ:ラ・コッペ

西区・戸部町の住宅街にある「ラ・コッペ」(2015年9月12日撮影)

西区・戸部町の住宅街にある「ラ・コッペ」(2015年9月12日撮影)

2015年1月、西区・戸部町の閑静な住宅街にオープンした、隠れ家カフェ。女性オーナー・池田さんがひとりで切り盛りしています。池田さんの実家が江刺りんご農園を営んでいることから、秋から春にかけて、江刺りんごにこだわったアップルパイを提供しています。
江刺リンゴ(この日の品種はシナノゴールド)を使った「アップルパイ(480円税込)」。リンゴのシャキシャキとした食感が楽しい。自家製アイスクリーム添え(2016年11月23日撮影)

江刺リンゴ(この日の品種はシナノゴールド)を使った「アップルパイ(480円税込)」。リンゴのシャキシャキとした食感が楽しい。自家製アイスクリーム添え(2016年11月23日撮影)


江刺りんごは「紅ロマン」「サンつがる」「サンふじ」などさまざまな品種があり、アップルパイには、その時の旬のリンゴが使われます。品種によって味や食感が異なるため、時期によってアップルパイの味も変化することと思います。元町の紅茶専門店「ラ・ティエール」の紅茶とともにどうぞ。
ラ・コッペ店内。小さなカフェなので、訪れる前に電話でアップルパイの有無確認や席の予約を(2015年9月12日撮影)

ラ・コッペ店内。小さなカフェなので、訪れる前に電話でアップルパイの有無確認や席の予約を(2015年9月12日撮影)


【DATA】
住所:横浜市西区戸部町3-102 愛光ハイツ1階
営業時間:8:30~17:00(モーニング8:30~9:00L.O.<土・日・祝日限定>、ランチタイム11:30~、14:00~ 2部制)
定休日:月曜、火曜
交通・アクセス:京浜急行戸部駅から徒歩約9分
TEL:045-516-1011
地図:Googleマップ
URL:LA Coppe
※さらにくわしい紹介は公式ガイドブログへ→わざわざ行きたい隠れ家カフェ「ラコッペ」の岩手・江刺リンゴを使った絶品アップルパイ

 

7種類以上のアップルパイが楽しめる:グラニースミス アップルパイ&コーヒー横浜店

2015年4月、横浜赤レンガ倉庫にオープンしたアップルパイ専門店。「おばあちゃんの味」がコンセプトで、店名は、欧米のアップルパイによく使われている青リンゴの品種「グラニースミス」と「おばあちゃん」を意味する「Granny」を掛け合わせています。
横浜赤レンガ倉庫2号館1階にある「グラニースミス アップルパイ&コーヒー横浜店」。テイクアウトとイートインが可能(2015年10月2日撮影)

横浜赤レンガ倉庫2号館1階にある「グラニースミス アップルパイ&コーヒー横浜店」。テイクアウトとイートインが可能(2015年10月2日撮影)


定番4種類、季節限定など3~4種類のアップルパイが用意されています。イートインでは、生クリームとアイスクリームが添えられていて、4種類のソース (キャラメル、ハニーオレンジ、ラズベリー、メープルシロップ)から好きなものがひとつ選べます。どの組み合わせにしようか、毎回悩んでしまいます。厳選した豆を使い、バリスタが丁寧に淹れるコーヒーとの相性がバツグン。
定番のひとつ「ダッチ クランブル(600円、アイス付)」。テイクアウトは400円(カット)、ホール(3000円)※いずれも税込(画像提供:グラニースミス)

定番のひとつ「ダッチ クランブル(600円、アイス付)」。テイクアウトは400円(カット)、ホール(3000円)※いずれも税込(画像提供:グラニースミス)

 
まるでアメリカの田舎の“おばあちゃんの家”のような温かみのあるインテリアが、横浜赤レンガ倉庫の雰囲気にマッチ(画像提供:グラニースミス)

まるでアメリカの田舎の“おばあちゃんの家”のような温かみのあるインテリアが、横浜赤レンガ倉庫の雰囲気にマッチ(画像提供:グラニースミス)


【DATA】
場所:横浜赤レンガ倉庫2号館1階
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休(横浜赤レンガ倉庫に準ずる)
交通・アクセス: みなとみらい線 馬車道駅あるいは日本大通り駅から徒歩約6分
TEL:045-264-9981
地図:Googleマップ
URL:グラニースミス アップルパイ&コーヒー
URL:横浜赤レンガ倉庫
※さらにくわしい紹介は記事で→グラニースミスが横浜に!話題の新カフェ2015

 

リンゴをどっさり使ったアップルパイ:Bubby’s(バビーズ)ランドマークプラザ

アメリカ・ニューヨークのトライベッカに本店がある「Bubby's」。伝統的なアメリカ料理にこだわるカフェ&レストランです。看板メニューがアップルパイ。1ホールに15~17個ものリンゴが使われています。
バビーズのアップルパイは一つひとつ手づくりするのがこだわり(画像提供:M・R・S)

バビーズのアップルパイは一つひとつ手づくりするのがこだわり(画像提供:M・R・S)


大きくカットされたリンゴをシナモンなどで味付けし、手作りのパイ生地の上にどっさり積み上げます。生のリンゴからじっくり約1時間かけて焼き上げるので、リンゴの食感はそのままに、旨みが凝縮された、優しい甘みが特徴です。
バビーズの定番「アップルパイ(680円税込)」。リンゴの自然な甘さがたまらない!(画像提供:M・R・S)

バビーズの定番「アップルパイ(680円税込)」。リンゴの自然な甘さがたまらない!(画像提供:M・R・S)

 
「ウィスキーアップルパイ(680円税込)」も隠れた人気メニュー。ウィスキーの香味をほんのりと感じます(アルコールは飛んでいます)。アメリカの伝統的なパイのひとつ(画像提供:M・R・S)

「アップルクランブルパイ(680円税込)」も隠れた人気メニュー。ウィスキーの香味をほんのりと感じます(アルコールは飛んでいます)。アメリカの伝統的なパイのひとつ(画像提供:M・R・S)

 
長いテーブルが特徴的。グループでも、ひとりでも入りやすい雰囲気(画像提供:M・R・S)

長いテーブルが特徴的。グループでも、ひとりでも入りやすい雰囲気(画像提供:M・R・S)


【DATA】
住所:横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ1階
営業時間:9:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:無休(ランドマークプラザに準ずる)
交通・アクセス:JR、市営地下鉄桜木町駅から徒歩約5分
TEL:045-681-0306
地図:Googleマップ
URL:バビーズ ランドマークプラザ
※バビーズのパンケーキを紹介する記事はこちら→横浜パンケーキ・パラダイス!

秋に食べたくなるスイーツ・アップルパイ。横浜ならではのアップルパイを食べ歩いて、お気に入りの一品を見つけてみては。

【関連サイト】
横浜散策の途中で食べたい、絶品かき氷5店
ひと口で幸せ!デートで行きたい、横浜の洋食店8選
駅近!みなとみらいのおすすめカフェ&レストラン10選
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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