男くさく渋い映画の中にガールズ映画が!
『ジョン・ウィック』(2015年10月16日公開)殺し屋のジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)は愛する人のために殺し屋稼業から足を洗ったが、妻は死に、残された愛犬も殺されてしまい、彼は復讐のために再び殺しの世界へ……。
全編、ず~っと殴って蹴って撃ってとアクションの連打を見せる痛快なバイオレンス映画。目の前に人が立ちはだかるとコロス! という世界。キアヌがガンとカンフーをミックスしたアクション“ガンフー”でバンバン敵をぶちのめしていく姿は、アクションファンはたまらないでしょう。
「ストーリー、キャラクター、アクションすべてに魅せられて出演を決めた。撮影は楽しかったよ」と語っていたキアヌ。全米でも大ヒットして続編も決定! これは見ておいて損はないでしょう!(公式サイト)
監督:チャド・スタエルスキ 出演:キアヌ・リーヴス、エイドリアンヌ・パリッキ、アルフィー・アレン、ブリジット・モイナハンほか
『ドローン・オブ・ウォー』(2015年10月1日公開)
イーガン少佐(イーサン・ホーク)は、ラスベガスの基地で無人機ドローンを遠隔操作して、1万キロ以上離れた場所からテロリストをミサイルで抹殺するのが仕事。しかし、毎日テロリストを殺していくイーガンは心が追いつめられていく……。
戦争がまるでゲームのように行われていることに背筋が凍るポリティカルスリラー。そりゃ1万キロ以上離れていたら、目の前で死体を見ることも、自分や仲間が殺されることもないでしょう。だからってPTSDにはならないとは限らない。
しかし、主人公は苦悩しつつ、もしかして戦場で闘って達成感を得たかったのではないか……と思わせるところに真の怖さがあります。(公式サイト)
監督&脚本:アンドリュー・ニコル 出演:イーサン・ホーク、ブルース・グリーンウッド、ゾーイ・クラヴィッツほか
『マジック・マイクXXL』(2015年10月17日公開)
チャニング・テイタムの自伝的要素満載で大ヒットした『マジック・マイク』の続編。伝説のダンサーから夢を叶えたマイク(チャニング・テイタム)が、昔の仲間とともに再びステージへ。コンテストのトップを目指す物語。
前作はチャニングの情熱が実を結び、素晴らしいパフォーマンスと愛や友情を堪能できましたが、続編の目玉は男たちのセクシーなパフォーマンスです。特にラストのコンクールのパフォーマンスはこの映画のハイライト。会場の女性たちの熱狂がすさまじく、ステージのセクシーパーフォーマンスは前作以上の興奮度! お楽しみください。(公式サイト)
監督:グレゴリー・ジェイコブズ 出演:チャニング・テイタム、マット・ボマー、ジョー・マンガニエロ、ケヴィン・ナッシュ、アダム・ロドリゲス
『ピッチ・パーフェクト2』(2015年10月9日公開)
女子大生のアカペラグループ“バーデン・ベラーズ”はトラブルを起こしてアカペラ大会出場停止に。ベッカ(アナ・ケンドリック)たちは、たった一度の名誉挽回のチャンスに懸ける!
女子が集まったときのワチャワチャ感と、コーラスシーンが本当に楽しくハッピーな気持ちになれる女子映画。とはいえ、今回も前作同様に下ネタがステージの上で繰り広げられます。男性主人公の映画ではありがちな下ネタをかわいい女子たちが堂々としちゃうところに、この映画の魅力はあるのかも?
もちろんアカペラコーラスシーンはレベルアップ! ライバルもいいパフォーマンスを魅せるので盛り上がりますよ。(公式サイト)
監督:エリザベス・バンクス 出演:アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン、ヘイリー・スタインフェルド、ブリタニー・スノウ、スカイラー・アスティンほか
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