瀬戸大橋開通記念500円白銅貨の価値は?
瀬戸大橋開通を記念した通貨
発行枚数は20,000,000枚であり、青函トンネル開通記念500円白銅貨と同様、それまでに発行された記念硬貨に比べれば少なめではあるものの、貨幣商やインターネット販売では未使用品で700円~1,300円前後で販売されているケースが大半です。入手しやすい部類に入るといってよいでしょう。
直径は30ミリ、品位は銅750対ニッケル250、量目は13gとなっています。図案は、表面は岡山県側から見た瀬戸大橋全景が描かれており、裏面は本州と四国の地図がデザインされています。
6つの橋を総称して瀬戸大橋と呼んでいる
瀬戸内海は、日本で最初に国立公園に指定されました。その瀬戸内海における、本州四国連絡橋3ルートの先陣をきって、瀬戸大橋は開通しました。海峡部9.4キロに架かる6つの橋を総称して瀬戸大橋と呼ばれており、着工以来9年半の歳月をかけ建設されました。建設費はおよそ1兆1,338億円、上部が自動車道路、下部に鉄道の2段構造になっており、秒速60~70メートルまで耐風、マグニチュード8程度の大規模地震にも耐えることができる設計となっています。
青函トンネル・瀬戸大橋開通記念貨幣セットも入手しよう
1988年には、瀬戸大橋以外にも青函トンネルも開通していることから、この2つをセットにした「青函トンネル・瀬戸大橋開通記念」記念貨貨幣セットも発売されました。販売数は400,000枚、造幣局の販売価格は1,900円です。それまでの記念貨貨幣セットに比べ、販売枚数が多いため、残念ながらプレミアムはほとんどつかないといってよいでしょう。インターネット販売では、2,000円~2,600円程度で販売されています。入手しやすい貨幣セットになりますので、是非1セット入手しておきましょう!