日本の祭り/日本全国のおすすめお祭り

絵になる祭りが多数! 全国の春祭りを楽しむコツ6つ

全国各地で春の祭りが開催されます。「お田植え祭」「花祭り」「神輿の祭り」「ひな祭り」など種類別にその意味、由来や見どころ、見る際のコツをご紹介します。

山本 哲也

執筆者:山本 哲也

日本の祭りガイド

種類別に解説! 春祭りの傾向と対策

説明写真

5月に開催される三社祭の様子

長くてつらい冬がおわり、春の開放感から、それだけでめでたい気分になるというのが日本人。

さて、このシーズンになると全国各地でその土地ならではの「春祭り」が開催されます。「春の祭り」といえば、あなたはまず何を思いうかべるでしょうか? 地元に春祭りがないと、とっさには思い浮かばないものです。うっかりすると「春のパン祭り?」と言う人もいるとかいないとか。

春の祭りは私たちが思っている以上に種類も数も多種多彩です。しかも、思わず写真を撮ってSNSでシェアしたくなるような、色鮮やかで絵になる祭りが多いので、是非春のお祭りを目的に旅をしてほしいです。今回は、そんな魅力たっぷりな春の祭りの特徴や由来、見どころ、見に行く際の注意点やポイントを、種類別にご紹介したいと思います。これさえ知っていれば、お祭りを何倍も楽しめます。

春祭りに行く前に確認したい楽しむための「コツ」は?

春祭りを見に行く前に、計画を立てる際のコツや見に行くときのポイントについて解説します。

  1. 目的地を決める
    まずは、行く祭りの候補を決めましょう。次のページで種類別に代表的なお祭りを紹介しているほか、全国規模で有名な祭りについてはウェブサイトなどでもリストが掲載されているのでご確認ください。

    地域限定のお祭りについては、鉄道会社や各自治体の観光協会が発行しているパンフレットにも紹介があるので事前に確認することをおすすめします。
     
  2. 祭りの意味を予習する
    祭りの意味をしっかりと予習しておきましょう
    。ただ賑やかであればいいというイベントとは違い、祭りには必ず祈りや感謝や鎮魂などの意味合いがあります。意味・由来については、次のページで種類別に解説します
     
  3. 場所取り競争を覚悟する
    写真撮影を趣味とする方へ
    。春の祭りは花や豪華な山車など、色鮮やかな祭りが多いので、写真撮影が趣味という人にとってやり甲斐があるものです。

    それだけに、最近は撮影にでかけるカメラマンが多くなり、場所取り競争が激しくなってきました。下見や下調べを念入りにしておく、現地には早めにかけつける、有料観覧席が使えるなら確保しておくなどの対策をとっておくことが重要ですが、人数が多いなかで写真を撮るのは難しいかもしれません。初めて見に行く祭りについては「今回は下見も兼ねて、次回の祭りこそはうまくいく」というある種の割り切りも必要かもしれません。
     
  4. ルートマップをチェックして「先回り」がおすすめ
    よく混み合うポイント。神社境内では大変盛り上がるのですが、その分混雑は激しくなります。神輿や山車の祭りなど、町中に祭礼行列が出る祭りであれば、混雑を避けたい場合、あらかじめルートマップをチェックしておき先回りしておくと楽に見ることができるでしょう。
     
  5. Google 画像検索や動画検索が便利
    初めての祭りを見物・撮影にいくとき、あらかじめGoogle 画像検索や動画検索をチェックしておくと、祭りの動き・定番撮影スポットなどを調べるのに役立ちます。

  6. 防寒対策を忘れずに
    場所や時間帯によってはこの時期、まだ肌寒いことも多いので、防寒対策も忘れずに。逆に5月になると日中蒸し暑いこともあるので、脱ぎ着が容易に出来る服装を考えましょう。

次のページでは種類別に、春祭りの由来や見どころについて解説します。
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