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夏の終わりの肌老化にご用心!

肌の夏バテは早めにメンテして、秋に持ち越さない!夏休み明けに「夏バテ気味?」「休み疲れ?」と言われないために、夏の肌老化の対策を早めにスタートしましょう。

宇山 恵風

執筆者:宇山 恵風

アンチエイジングガイド

肌老化が進むってホント?

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年齢とともに夏の紫外線による肌ダメージや毛穴の開きが気になります。

 

夏バテ気味の肌が気になる8月。ひと夏の肌の疲れをリセットせずに、そのまま放置すると、秋・冬にはシミ、シワ、たるみ、毛穴の開きなど「夏老け肌」に悩まされてしまいます。

特に年齢を感じ始める20代後半以降は、夏の肌疲れは夏の間に解消しておくことをおススメします。

ところで肌は夏にどうして老化が進むのでしょうか?その理由についてご説明します。


夏の紫外線A波がシミとたるみの原因に

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紫外線A波は肌の表面も内側も傷つけてシミ、たるみ、シワを作ります。
5月から9月ごろまで最も多く降り注ぐ紫外線のA波は、まず肌の表面に照りつけて、表皮にダメージを与え、角質のターンオーバーを乱して、表皮を分厚くくすませます。

さらに紫外線A波は、肌の奥の真皮まで到達し、シミのもとになるメラニン色素を増やして、肌の黒ずみやくすみの原因をつくります。

また、肌のハリや弾力を保つコラーゲン繊維を破壊して、たるみやシワの原因を作ります。

UV乳液やファンデーションで紫外線から肌を守り、さらに日傘や帽子も併用し、陽射しの強い時間は外出しないようにしましょう。


汗腺が老化して「ベトベト汗」に

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汗腺も老化して汗の必要成分を再吸収しなくなり、ベトベトした汗が肌荒れのもとに。
皮膚にあって汗を出す汗腺は、年齢とともに機能が低下します。若い頃は、汗に含むミネラルなど必要な栄養素を再吸収する力が十分にあり「サラサラした汗」をかきますが、年齢とともに再吸収できずに「ベトベトした汗」をかくようになります。

「ベトベトした汗」は、体臭のもとになるほか、弱酸性のバリアで守られている皮膚をアルカリ性にして、細菌感染に弱く、バリア機能を低下させてしまいます。

脂っこい食事や、飲酒、喫煙も体臭やべとべとした汗のもとになります。汗をかいたら、刺激の少ないタオルなどで汗をこまめにふき取ったら、保湿用のミストなどを吹きかけて、肌のうるおいを失わないようにしましょう。


次のページでは、夏に毛穴の開きやくすみが気になる理由について紹介します。
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