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シンガポールで大人気! 庶民の味ローストダックの店

B級グルメスポット、ギンモーフードセンターでいつも一番長い行列ができているロースト専門店。職人気質のご主人が作るローストダックをはじめ、鴨と豚のチャーシューが地元の人たちに大人気。皮目がカリカリ、中はしっとり焼き上げられたローストは、持ち帰りにしてお酒のおつまみにするのもお勧め。

仲山 今日子

執筆者:仲山 今日子

シンガポールガイド

職人気質のご主人が作るローストダックが大人気

解説

まだお昼前にも関わらず、行列の先のお店の看板が遠い

解説

ひたすら刻んでいきます

B級グルメのスポットとして人気の、ギンモーフードセンターで一番長い行列ができているのが、ダックライスの店、「Jiu Jiang Shao La」。頑固一徹といった雰囲気のご主人が腕をふるう、昔ながらの雰囲気のホーカー。壁に、ご主人が朝早くから焼き上げたローストダックやチャーシューが吊るされた専門店です。

写真を撮ってよいかたずねると、「カッコ良く撮ってくれよ」と冗談をいいつつ、脇目も振らず、すごいスピードでローストダックやチャーシューを刻むご主人。それでも、大行列に加えて、中には一人で10人前近く持ち帰りをする人もいたりして、行列は長くなる一方。壁一面、のみならず、壁三面に吊るされた大量のローストは、5時間もしないうちに売り切れてしまうのだとか。お店のラインナップは、ローストダック、ダックチャーシュー、豚のチャーシューの3種類。どれも美味しいので、「オール」と伝えるとやってくれる、全種類のせ(5シンガポールドル)がお勧めです!

これが大行列の味! カリッ、じゅわっ、が美味しいロースト達

解説

3種類のローストがたっぷりのっている

やってきたお皿の上には、3種類のローストがたっぷりのっています。まず、豚のチャーシューを一口。ローストした外側の部分が最高!歯触りよくカリカリというより、ザクザクとした食感に仕上がっていて、程よい塩気。しっとりとした内側の肉との対比も楽しいです。

解説

カリカリの薄い皮がたまらない

ローストダックはごく薄い皮がクリスピーで、噛むとその下からじゅわっと香ばしい脂がしみ出して来ます。ダックチャーシューはやや甘めの仕上がりで、外側はべっこうあめのような、香ばしい焦がし砂糖の香りがあります。

ベースのライスの部分は、米のパラパラ感が程よく、カリカリしたローストに合います。チリソースは味噌のコクが際立つタイプのもので、辛みも程よいです。地元の人は、どれを頼んでも甘いダークソイソースをかけて食べる人が多いのですが、個人的にはこのチリソースと一緒に食べるのが気に入りました。

ライスとのセットだけでなく、ローストのみのお持ち帰り(5シンガポールドル~)もできるので、涼しい部屋でビールとともに頂くのもよさそうです。

<DATA>
■Jiu Jiang Shao La
営業時間:10:00~15:00(水曜休)
住所:20 Ghim Moh Road HDB-Ghim Moh #01-45
Singapore 270020
※2015年6月現在、ギンモーフードセンターは改装中のため、道をはさんで反対側のプレハブで営業しています。
アクセス:MRTブオナビスタ駅徒歩12分
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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