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映画ガイドが選んだ6月のオススメ映画ランキング

梅雨のシーズンが到来しました。雨だからこそ、映画館でまったり映画鑑賞もいいかもしれません。そこで映画ガイドが選ぶ2015年6月公開のオススメ映画ランキングを発表! ファンタジーからアクション、ラブストーリーと幅広いラインナップです。

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド

あの人気シリーズの最新作が遂に完結編

『ハンガー・ゲームFINALレジスタンス』(2015年6月5日公開)

ジェニファー・ローレンスを一気にスターにしたアクション大作の最終章。ハンガー・ゲームの闘技場から助け出されたカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、仲間の救出と引き換えに反乱軍のシンボルになることを決意。その決意が人々を動かす……。

前作に続く物語なので、ファンはお待ちかねでしょう。カットニスは強く簡単には屈しません。そのメンタルの強さが魅力です。また彼女は闘いを重ねるごとに打たれ強くなっているような……。設定はゲームですが、カットニスの根本は愛の力。今回もそこはブレません。(公式サイト

監督:フランシス・ローレンス 出演:ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ジュリアン・ムーアほか


『ハッピーエンドが書けるまで』(2015年6月27日公開)

2014年、スマッシュヒットを記録した『きっと、星のせいじゃない』の監督であるジョシュ・ブーンの長編監督デビュー作。

離婚した妻(ジェニファー・コネリー)を忘れられない作家(グレッグ・キニア)、新しい恋に踏み出せない娘(リリー・コリンズ)、片思いの女の子に接するたびにドキドキしている息子(ナット・ウルフ)……。愛に迷っている家族がそれぞれ自身の想いを遂げつつ、家族再生へと向かっていく姿を描いた愛のドラマ。

それぞれの心情を丁寧に綴っていて好感度が高い。特に悩めるお年頃の息子は繊細で、その繊細さからくる優しさが魅力的。(公式サイト

監督:ジョシュ・ブーン 出演:グレッグ・キニア、ジェニファー・コネリー、リリー・コリンズ、ローガン・ラーマン、ナット・ウルフ、クリステン・ベルほか


『予告犯』(2005年6月6日公開)

予告犯

世間を震撼させるシンブンシ

ネット上に現れたシンブンシ。彼等は法で裁かれない見過ごされる事件の犯人に制裁を加えると宣言して実行していく。それを追いかける女刑事(戸田恵梨香)と予告犯たち(生田斗真ほか)の闘いを描いたサスペンス。

同名の漫画の映画化で、原作の映画化は争奪戦だったそう。6月6日に映画公開、6月7日よりドラマがスタート。映画からドラマへどうバトンを繋ぐのかも興味深い。確かに「もっとこの事件罰してよ!」と思うことが多い世の中ゆえに、予告犯はまさにアンチヒーロー。見た目シンブンシですが、現代の必殺仕置き人のような存在です。(公式サイト

監督:中村義洋 出演:生田斗真、戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々ほか
(C)2015映画「予告犯」製作委員会 (C)筒井哲也/集英社


『靴職人と魔法のミシン』(2015年6月5日公開)

地味に暮らしていた靴職人の男(アダム・サンドラー)が先祖代々受け継がれたミシンでお客さんの靴を修理。しかし、その靴をはいてみたら、彼は靴の持ち主に変身していた! という都会のおとぎ話。

魔法のミシンの力で靴の持ち主になりかわっては、様々な経験をしていく主人公。いろいろなことに目を輝かせる姿はまるで子供のようです。しかし、トラブルに遭遇することもあり、やがて彼は自分の人生を一変させる家族の真実を知ることになるという。アダム・サンドラ―の映画は日本では残念な結果になりがちですが、これはコミカルなおとぎ話として気楽に見られる佳作。デートムービーとしてもいいかも。(公式サイト

監督:トム・マッカーシー 出演:アダム・サンドラー、エレン・バーキン、メロニー・ディアス、クリフ・“メソッド・マン”・スミス、スティーヴ・ブシェミ、ダスティン・ホフマンほか

>次のページは愛情たっぷりの2作品とディズニーの未来都市を描いた話題作です。
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