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ランドローバーフリーランダー2が100万台前半から!

コンパクトなSUVというと、4WDの機能を少し端折った車も見受けられますが、今回ご紹介するのは英国王室御用達の名に恥じないランドローバーのSUVです。新車時の半額どころか、100万円台前半から狙えるようになってきました。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

貴重なコンパクトSUVの本格派が68%オフ!

気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回はランドローバーフリーランダー2(現行)をご紹介したいと思います。
ランドローバーフリーランダー2undefinedフロント

2010年3月にSを除くグレード(i6とi6 HSE)にはサイド&リアカメラが標準装備。そのおかげでサイドアンダーミラーがなくなり、スッキリしました。水深500mmまで対応できるので、ゲリラ豪雨も安心!?


一応現行モデルですが、既にファイナルエディションが販売されていることからもわかるように、間もなく販売が終了します。先頃登場したディスカバリースポーツがその後継的役割を受け継ぐようです。

昨今のSUVブームは、スポーツカーブランドのポルシェにとどまらず、最近ではマセラティやベントレーの参入まで噂されるほど。迎え撃つ4WD専業メーカーとしてのランドローバーは、先手を打つかのように、SUVとしては異例の3ドアモデルを有するレンジローバーイヴォーグを2011年から日本でも販売しました。

さらにイヴォーグより実用度の高いディスカバリースポーツをラインナップして、万全の迎撃態勢を築こうとしています。

ディスカバリースポーツはイヴォーグより実用度が高い、ということはディスカバリースポーツの先代にあたる今回のフリーランダー2も、使える4WDということです。
ランドローバーフリーランダー2undefinedリア

急勾配の道で、自動的に車速10km/h程度でゆっくり下るヒルディセントコントロールとリンクして、ドライバーがブレーキペダルから足を離すと、徐々に車速が早まるグラディエントリリースコントロールが備わります。これによりドライバーのコントロール性が高まります


2WDしかないSUV「風」まで幅を効かせる今日、フリーランダー2に乗って「オレは本物志向だからさ」と言えるのは大きな魅力の一つだと思います。

デビューは2007年4月。当時このクラスはまだ旧型BMW X3くらいしかなく、メルセデス・ベンツがGLKを投入するのはその約1年後。ポルシェカイエン(旧型)やメルセデス・ベンツMクラス(旧型)といった大型SUVが人気だった時代です。

その名の通り、1997年に登場したフリーランダーの「2代目」に当たるわけですが、この初代は欧州でバカ売れしました。何しろ初代の頃はX3すらまだ存在しなかった時代ですからね(X3は2004年デビュー)。同じようなサイズでは初代レクサスRX(初代ハリアー)がやっと1998年に北米デビューした程度です。

それまでなかったコンパクトなSUVで、しかも本格派。その2代目となるフリーランダー2の全長は、同時期の旧型X3とほぼ同じ4515mm。全幅はX3より少し広めの1910mm、全高はX3より約100mm高い1765(Sは1740)mmと、初代同様コンパクトなSUVです。

新車時価格はX3より安い390万~530万円(デビュー時)でした。さて、それが中古車ではいくらから狙えるのか。

原稿執筆時点での最安値は127.9万円です。2008年式/4万km/修復歴なしのS。新車時価格は390万円ですから、新車時の68%オフから狙えるようになってきたというわけです。しかも走行距離は5万km未満!

確かに2WDのSUVと比べたら燃費面では不利です。でも、本格派かつプレミアムコンパクトSUVが100万円ちょっとから狙えるって、かなりおいしいと思いませんか。

次ページでフリーランダー2の魅力をさらに詳しく見ていきましょう。
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