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横浜イングリッシュガーデンで横浜市の花「バラ」を堪能! アクセス方法や混雑を避ける裏技を紹介

春から秋まで次々とバラが咲き誇る「横浜イングリッシュガーデン」は、大人気のバラ鑑賞スポットです。どんなバラが楽しめるのかを中心に、アクセス方法や混雑を避ける裏ワザを紹介します。

田辺 紫

執筆者:田辺 紫

横浜ガイド

大人気のバラ鑑賞スポット、横浜イングリッシュガーデンとは?

住宅展示場の奥に併設する横浜イングリッシュガーデン(2018年5月11日撮影)

住宅展示場の奥に併設する横浜イングリッシュガーデン(2018年5月11日撮影)

バラが楽しめるスポットとして大人気の「横浜イングリッシュガーデン」。約2000坪のガーデンでは、横浜市の花・バラ(約2200種2800株)を中心に、横浜の気候風土にあった草花や樹木が育てられています。四季咲きのバラが多く植えられていて、春から秋(5~11月ごろ)までバラが楽しめます。

住宅展示場tvk ecom park内「tvkハウジングプラザ横浜/ヨコハマくらし館」に併設する形で、2009年に誕生した同ガーデン。2012年3月に「横浜イングリッシュガーデン(YEG)」としてリニューアルしました。

バラのほかには、3月下旬には約30種類のサクラ、6月には約300品種のアジサイ、10月には約15種類のコスモス、冬にはスイセンやクリスマスローズなど、さまざまな花を愛でられます。
 

横浜イングリッシュガーデンの見どころは?

全長約50mのローズアーチ。バラ咲く時期は圧巻(2018年5月11日撮影)

全長約50mのローズアーチ。バラ咲く時期は圧巻(2018年5月11日撮影)

バラの最盛期(5月、10月)は見逃せません。入口を入るとすぐに見えるのが、全長約50mの「ローズアーチ」。約80株のバラがアーチ状に形成されていて、バラ咲く時期(例年5月中から下旬)には、美しいバラのアーチが出迎えてくれます。入口を入った瞬間から、芳醇なバラの香りに包まれます。

ガーデン内は5つに分けられており、それぞれ色彩やテーマに沿った植物が植えられています。
 
  • Rose & Clematis Garden~ローズ&クレマチスガーデン
シックな印象の「Rose&Clematis Garden~ローズ&クレマチスガーデン」(2018年5月11日撮影)

シックな印象の「Rose&Clematis Garden~ローズ&クレマチスガーデン」(2018年5月11日撮影)


ワインレッドやパープル系でまとめられた、ダマスクの香りが漂うシックな印象のガーデン<ラプソディー・イン・ブルー、ベルベティ・トワイライト、真夜など>
 
  • Rose & Perennial Garden~ローズ&ペレニアルガーデン
白でまとめられた「Rose&Perennial Garden~ローズ&ペレニアルガーデン」(2018年5月11日撮影)

白でまとめられた「Rose&Perennial Garden~ローズ&ペレニアルガーデン」(2018年5月11日撮影)


植物の持つさまざまな「白」でまとめられた、ピュアな印象のガーデン<パーパ・ジョン・ポールII、プリンセス・オブ・ウェールズ>
 
  • Rose & Shrub Garden~ローズ&シュラブガーデン
広い芝生をぐるりと囲む「Rose&Shrub Garden~ローズ&シュラブガーデン」(2018年5月11日撮影)

広い芝生をぐるりと囲む「Rose&Shrub Garden~ローズ&シュラブガーデン」(2018年5月11日撮影)


黄色、オレンジなど7色のバラを中心に、灌木や大型宿根草、多品種のアジサイを組み合わせ、芝生をぐるりと囲むようにレイアウトされているスケール感あふれるガーデン<ローズ・ヨコハマ、はまみらい>
※その他:横浜緋桜(サクラ)、平野白(シャクナゲ)などの横浜由来のものやテッポウユリなど横浜の園芸史に関する植物
 
  • Rose & Herb Garden~ローズ&ハーブガーデン
バラとハーブの香りが楽しめる「Rose&Herb Garden~ローズ&ハーブガーデン」(2018年5月11日撮影)

バラとハーブの香りが楽しめる「Rose&Herb Garden~ローズ&ハーブガーデン」(2018年5月11日撮影)


ピンク系や青、パープルのバラとハーブを組み合わせたポップな色彩で、両方の香りが楽しめるガーデン<アイズ・フォー・ユー、ファースト・キッス、たそがれ>
 
  • Rose & Grass Garden~ローズ&グラスガーデン
アンティークな印象の「Rose&Grass Garden~ローズ&グラスガーデン」(2018年5月11日撮影)

アンティークな印象の「Rose&Grass Garden~ローズ&グラスガーデン」(2018年5月11日撮影)


スパイスやティー系の香りを放つ、アプリコットやブロンズ系のバラと、リーフの植物を組み合わせたアンティークな印象のガーデン<クリーム・カラメル、真宙、禅>
 
  • フード&ショップ
YEGオリジナルCAFE「フラワーソフト(550円)」(画像提供)

YEGオリジナルCAFE「フラワーソフト(550円)」(画像提供)

ガーデン内には、各種ローズ・グッズやバラ苗、植物苗などを取り揃えたショップ「YEGオリジナルSHOP」と併設する「YEGオリジナルCAFE」、食事やお茶が楽しめる「SEASON’S Cafe(シーズンズカフェ)」があります。軽食やバラにちなんだスイーツなどが楽しめます。
営業時間やメニュー等は公式サイトへ⇒http://www.y-eg.jp/shopfood

 

アクセス、無料送迎バスについて

車の場合、tvk ecom parkの駐車場が利用できます。電車の場合、相鉄線平沼橋駅から徒歩約10分。住宅展示場の入口を入って、まっすぐと奥へ歩いていきます。

横浜駅西口・りそな銀行前(南10番出口付近)から無料送迎バスも利用できます。9:45~17:30の間、1時間に1~2本運行します。(水曜日運休 ※ハイシーズンは運行)
※無料送迎バスの運行時間はこちら→http://www.y-eg.jp/access

ただし、バラのシーズンは乗客が多いため、いっぱいですぐに乗れないこともあります。また、バスがガーデンに到着した際、乗客が一度に入口に殺到するため、行列が発生する場合も。電車もしくはタクシーを利用した方が、入場の際に行列せずにすむのでおすすめです。
 

混雑を避ける裏ワザ

人が入らないローズアーチを撮影できるのも「早朝プレミアム開園」ならでは(2018年5月11日撮影)

人が入らないローズアーチを撮影できるのも「早朝プレミアム開園」ならでは(2018年5月11日撮影)

バラのシーズンは想像以上の来場者でにぎわいます。そこでおすすめしたいのが「早朝プレミアム開園」です。通常10:00から開園しますが、バラが美しく咲く期間中、早朝(8:00~9:30)から開園します。入園料は通常料金プラス500円。さほど混み合わず、バラ咲くガーデンをゆったりと満喫できます。

「早朝プレミアム開園」の時間帯は三脚を使用しての撮影もOK。しっかり撮影を楽しみたい方、混雑が苦手な方におすすめします。早朝プレミアム開園の開始&終了日は、ホームページに記載されますので、チェックしてください。⇒早朝プレミアム開園について

横浜イングリッシュガーデンで、春から秋にかけて次々と咲くバラを満喫してみては。

横浜イングリッシュガーデン
住所:横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park
営業時間:10:00~18:00 ※最終入園 閉園30分前、冬季は日没閉園
定休日:年末年始
入園料:大人1000~500円 小人400~200円(小学生以上中学生まで)未就学児無料
※ハイシーズン、春秋シーズン、夏冬シーズンによって料金が異なります。団体料金、障害者割引あり
交通・アクセス:相鉄線平沼橋駅から徒歩約10分
TEL:045-326-3670
URL:http://www.y-eg.jp/

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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