パン/パン屋さん取材レポート(西日本)

ル・プチメックの工場直売所 OMAKE(2ページ目)

フレンチスタイルの素敵なパン屋さん「ル・プチメック」が京都では今出川、御池、大丸京都店に続く4店舗目をオープンしました。その名も「OMAKE」。工場に併設されたおまけの直売所だから。しかしそこで販売されているのはなんと、昭和の雰囲気漂うコッペパンサンドイッチです。もちろん人気のクロワッサンも、時々はドーナツも並びます。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

ル・プチメックOMAKEのコッペパンサンド

ル・プチメックOMAKEのコッペパンサンドメニューをご紹介しましょう。
みかん・生クリーム

みかん・生クリーム

ル・プチメックなのでコッペパンはフランス風にブリオッシュ生地かと思いきや、キメ細かでしっとりとした食パンの生地なのだそうで、確かにしっとり、柔らかだけれどもつぶれない、ほどよい弾力があります。挟む具材によってパンの太さを変えていますが、重量は同じです。
粒あん・生クリーム

粒あん・生クリーム

昭和レトロな甘味サンド、「みかん・生クリーム」(160円)や「粒あん・生クリーム」(180円)に使う生クリームはあと味の良い純生クリームを甘さ控えめで絞っています。
焼きそばパン

焼きそばパン

ナポリタン

ナポリタン

「焼きそばパン」(180円)、「ナポリタン」(180円)も昭和のコッペパンサンドのベーシックスタンダードと言えるでしょう。しかし調理法は新しい。スチームコンベクションオーブンで焼かれています。ヤキソバのソースはオタフクソースとウスターソースのブレンド。
ラムレーズン入り練乳クリーム

ラムレーズン入り練乳クリーム

女子に人気なのは「ラムレーズン入り練乳クリーム」(180円)。重過ぎないふわりと軽やかなミルククリームにレーズンが調和していい感じです。レーズンの入らない「練乳クリーム」(160円)もあります。
チョコ・バナナ

チョコ・バナナ

「チョコ・バナナ」(200円)はカスタードと生クリームの上にバナナのスライス、そしてクーベルチュールチョコレート。甘さ控えめで見た目より大人な味わいです。
バナナの入らない「チョコ・カスタード・生クリーム」(180円)もあります。
カツサンド

カツサンド

一番高価な「カツサンド」(400円)は塩漬け豚を使用。ほんのり甘めのレモン入りケチャップソースが効いています。コッペパンがふんわりと大きめな関西風サイズなので、ボリューム満点。若い男性に人気です。
ホットドッグ

ホットドッグ

仕上げにちょっと焼いてマリボーチーズを溶かしている「ホットドッグ」(350円)については、「これだけちょっとフランス風にしてみたんですけどね」という西山さん。「向こうでは”h”を発音しないから、”オットドッグ”って言うんですけど、結構みんな食べてますよ」。沖縄ハムの荒挽きソーセージとコールスロー入り。イチオシです。
ロールパンのサンドイッチ

ロールパンのサンドイッチ

小さめがいいという人にはロールパンサンドがあります。「ポテトサラダ」(150円)、「たまごサラダ」(150円)、「ハム・チーズ」(170円)、「ツナ」(170円)、「スモークサーモンとサワークリーム」(180円)。こうしたニッポンのサンドイッチはフランス風のそれと違って仕込みに時間がかからないそうですが、ホクホクの大きなジャガイモの皮むきをしているスタッフを見ていたら、ちゃんと手がかかっている。ポテトサラダが食べたくなりました。
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